北京の秋、タンゴの秋
北京でタンゴは踊れるところはどこか?
とネット検索してたら、今日明日限りのタンゴショーを発見♪
探戈与话剧的完美结合——多媒体舞话剧《群鬼探戈》
Pablo
Veronが振り付けと演出に関わって自身も出演。この人はフランス人の女性監督サリー・ポッター主演の『Tango
Lesson』の主演男優&振り付けの男性。がんばってバスを乗り継いでいこうと思ったけど、体調がまあまあなので、軽く外食し、夕方タクシーに乗って出発。100元以上する覚悟してたけど37元で済んだ。售票处で小姐から一番安い80元の席を買う。お姉さん、すごいいい席を選んでくれて嬉しい♪
海淀剧院の隣にある喫茶店で『私の幸福論』を読みながら30分くらい開演まで時間をつぶす。热拉铁(カフェラテ)10元。甘いコーヒー牛乳。たぶんおしゃれで高い喫茶店なんだけど、こういう高い店にいる人の表情はそんなによくない気がする中国。高い店に来ている優越感はあるだろうけど、必要以上にお金を稼ぐということはそれほど人にストレスを与えるのかしら。肝心の演劇。なんと言語は(帰ってから調べたのだけど)ノルウェー語(>_<)/両脇のスクリーンに中国語と英語で字幕が出るのだけど、セリフが多く全然追いつかない!というか(これも後で調べたのだけど)我慢が爆発した主婦の吐露みたいな感じでやたらと面倒くさい話!そして後で調べようと思っていたタイトル、「永远的易卜生」の意味は「永遠のイプセン」。。。易卜生=イプセン。。。我没有想到。。。イプセンといえば、、そういうのを読むのがかっこいいと思いこんでた思春期、『人形の家』を2ページくらい読んで挫折。どっか放り投げて忘れちゃった頃に図書館から早く返せの手紙が来たことが。イプセン苦手。もう少しオトナになったらわかるのかもな。つまり今回の「タンゴ」は、イプセンの『幽霊』という作品をタンゴを使って表現したかなり高度な芸術作品。 イプセンは置いておいて、、タンゴはわかる。タンゴはそんなに上手ではありませんでした(笑)。2週間アルゼンチンで特訓した藤原紀香ちゃんよりやや下くらい。たぶんもともと演劇のひとたちなのだと思う。でもPablo
Veron自身も主演なので、Pabloのリードの時だけとても冴えたタンゴになる。淀川長治さんが「タンゴは男性の踊りだ」と(どんな文脈は忘れたけど)言ってた。ほんとにそう思う。男性がプロかアマチュアかで、女性の踊りそのものが全く違う。よく「タンゴって女性しかかっこよくないじゃん」みたいな言われ方するけど、女性を美しく見せているのは実は男性。男性が女性を美しく見せている。女性の美しさは男性次第。オンナの一生はオトコ次第??タンゴってそうやってみるとどんどん男女の深みがみえてきて面白い。内容はかなりしんどかったな〜。わからないことをそのまま受け入れる。むずかしいです。たぶんわかろうと頑張ってしまったのだと思う。もっと考えないで感じていいんだと思う。イプセンは特に。それにしても、いまは「オンナの愚痴」というものを聞きたくはない気分なの(涙)。ちょっと男女の「言い合い」は疲れた。舞台最後の音楽なしで踊る夫婦のタンゴはよかった。中国にもイプセンファンというのはいるのだろうか。次のセリフを当てている人が居た。でも声に出すことないなぁ(笑。あとケータイもっとピーピー鳴るかと思ったら一回だけだった。しかもすごいのはその人、電話に出て話をしやがった。そういう中国人も(もちろん日本人も)居ますが、ごくわずかでしょうどうかんがえても。帰り、軽く失敗したのは、帰り方を考えてなかったこと。タクシーになんて言えば着くのかちょっと心配。地図を見せながらなんとかホテルに着く。22時。
Posted: 2006年09月11日 (月) at 18:10