キハ52 101

キハ52 101
飯山線1120D キハ52 101
28/SEPT/1997 十日町駅 Photo par きむたお

飯山線(長野)色のキハ52.
かなり傑作の部類に入る配色だと思うが,既にこの世には存在しない.

キハ20系最終ロット,キハ52形100番台の栄えあるトップナンバー車.
1962(昭和37)年11月13日落成.新製配置は松本.篠ノ井線・中央線のローカル列車に入っていた.1973(昭和48)年の両線電化により,小海線へ,1991(平成3)年の同線キハ110系導入により,翌1992(平成4)年飯山線へ転属.信州生え抜きの車である.
1992年に長野で車体更新,ブロックタイプの目立つ前面強化,内燃機関はカミンズDMF14HZに換装されている.
1997(平成9)年の飯山線キハ110系導入に伴い,他の9両とともに新津へ転属.ここが終の棲家となった.最期は新津運輸区で保留車扱いとなっていたが,キハ52 117,キハ52 135とともに飯山線色の配色のまま,6月頃に郡山工場へ廃車回送された.廃車日は1999(平成11)年7月20日付.
最終全検は1995(平成7)年7月.