キハ52 116

キハ52 116
大糸線425D:キハ52 116
23/JANV/1998 平岩駅

2002年3月末に糸魚川を離れ,5月から高岡で運用に就いていたが,2004年4月頃除籍,同年8月,松任工場で解体.
ワンマン改造済み,トイレ撤去済み.ロングシート部の延長がなされている.よって定員は127名.冷房化も完了済.燃料タンクは前位が角型に交換されていたが,後位は原型のままの丸型であった.前面窓の車掌室側,1位・4位側にもワイパーが増設され,また窓の下辺自体が上げられており,前面窓の大きさが左右で違う「オッド・アイ」であった.後部標識灯は4つとも原型のまま.一方でベンチレータが一部撤去されており,屋根上がどことなく涼しげな印象だった.
特徴ある側扉(100番台初期型の証,プレスドア)はキハ52では最後から2台目のもの.原型であり,キハ52 100番台のアイデンティティであるDMH17Hエンジン2機搭載も,キハ52では最後から4台目のもの.
最終全検は1999(H11)年12月.要検は実施されなかった.