キハ52 123

キハ52 123 2002年現在
米坂線 1132D キハ52 123+キハ47 1511R
21/SEPT/2002 小国駅

キハ52 123飯山線時代
飯山線 ?D 単行列車
01/JUIN/1997 十日町駅

キハ52 123飯山色時代
米坂線 1123D
19/OCT/1999 小国駅

1965(昭和40)年10月11日落成。新製配置は多治見機関区で、明知線で運用に就いていた。多治見機関区の車両無配置化に伴い、美濃太田機関区に移籍。
1985(昭和60)年11月、明知線の第三セクター転換により、#120、#121、#122、#137とともに中込機関区に転属し、小海線の運用に就くこととなった。1986(昭和61)年夏には、#122とともに塗色変更され、「ときめきの恋」列車として運行された。白地に八ヶ岳連峰と気球、飛行船が描かれ、一種独特のデザインであった。
その後、朱色5号塗色に戻り、1991(平成3)年12月、北長野運転所(現・長野総合車両所、飯山線)に転出。同時に車体更新・機関換装されている。塗色もVOITURE AMITIÉ(フランス語で、友愛的なクルマ、と云う意味か。VOITURE:クルマ、(鉄道)車両。AMITIÉ:友情。どちらも名詞)と文字が書かれた、いわゆる飯山線色に変わった。1995年頃、フランス語文字が消滅。
1998(平成10)年3月12日、飯山線のキハ110系化に伴い、新津運輸区に転属(実際の回送は1997年秋頃だったと思われる)。米坂線、磐越西線、羽越本線、信越本線、白新線で姿を見せるようになった。しばらくは飯山線色のまま運用に入っていたが、2000年頃、新潟色に塗色変更された。
度重なる転属にも、峠に挑むその姿は不変。個人的にはよく「すれ違う」クルマだが、その度、魂が共鳴するのを感じる、思い入れのある車両です。
外見的には後部標識灯は原型のままで、前面強化は施されていない。
車内は、ロングシート部が1ボックス分延長されており、そのエリア分の吊り革も増設済み。