高岡色のキハ52 139.かなり傑作の部類に入る配色だと思うが,既にこの世には存在しない.
1966(昭和41)年5月16日落成.新製配置は木次線で,同期の#138(→#651),#140とともに1992年度まで同線で過ごした.
3両がバラバラになるカタチとなり,米子から転属した先は,北陸は高岡.同区のキハ52はたった1両であったが,キハ23,キハ30,キサハ34,キハ45,キハ58,キハ28などともに活躍した.
米子時代に施された鋼板溶接方式の前面強化様式が独特であった.
車内設備に関しては,客扉間がロングシート部が延長されており,長野のロングシート延長車(現新津車)と同じ座席配置.
JR西日本のキハ52形で最後に残った非ワンマン車であったが,1996(平成8)年3月31日に除籍され,廃車となった.