言波理やまとのうた

5月21日日本の主に太平洋側で広範囲に金環食を観測。
皆さんはこの天体ショーを体験されましたか？
　（下は日の出がとらえた日食　国立天文台ＨＰより）

あいにく、私の住む場所は金環食の見える場詩からは外れているため、部分日食となりましたが、三日月のようにかけて見えました。
当日は曇って晴れまいと高をくくっていたので日食グラスを買わずにいましたが、朝5時30起床時に空が晴れていたため、確かグラスが置いてあったはずとコンビニへ買いに走りましたが、すでに売り切れ状態でした。
目に付いた時に、買っておきなさいという事であったか…と後悔。
全国の人が注目していますのでグラスが売り切れて当たり前なんですね。
しかし、家に在るもので何とか間に合わせて、観測しました。
仕事に行くまでの時間、空はずっと晴れていました。
特に、最大食に近づくと、外の明るさが「あれっ」って思う程度には陰っているのがよくわかりました。
金環食の状況は、ＴＶで見ていましたが、関東方面の方も雲の隙間から見えて良かったですね。

こちらは日食の動画を4分館に編集したもの
　　（国立天文台ＨＰ）　
　　　http://www.nao.ac.jp/news/topics/2012/20120521-eclipse-naoj.html へのリンク

太陽と、月が、奇跡に近い距離で地球に対峙し、重なるため起る現象ですが、
宇宙でも見られるのは地球位で、奇跡に近いと宇宙飛行士の向井千秋さんの夫である万起男氏は語っているhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120518-00000011-pseven-soci へのリンク。

宇宙の摂理という神意が奇跡を私達に見せているのでしょう。
今ではダイヤモンドリングや金環などを綺麗な物と人は空をドキドキしながら見上げていますが、
昔は国によっては日食を不吉な物として人々に恐れられていました。日本神話にも天照の岩戸隠れという神話に現れていますし、外国では魔物が太陽を食べるために起るとか、日食中の光を浴びては禍が降りかかるなど、何かと魔が関わるものとして余り良いものと捉えられていませんでした。
確かに月の陰のエネルギーが加味された光を浴びる訳です。
今回の日食も人間に対して人体的にも運気的にも悪い影響を及ぼすとして見ない方が良いと言ってる方もおられますが、真偽については今後の経過を見るしかありません。
次、日本国内で皆既日食.金環食が見られるのは2030年6月1日に北海道でという事です。又、日本の本州で皆既日食が見られるのがその5年後の2035年9月2日です。中部地方の一部、関東地方の北部で又見られるそうです。

6月6日には、もっとレアな天体現象金星の太陽面通過が見られます。太陽、金星、地球が一直線に並ぶ事で、金星が太陽を横切ってゆくのを見る事が出来る現象。
これも朝から始まり終わるのは6時間半後のお昼過ぎと、長く観測できるそうです。次回は105年後という非常に貴重なチャンスですので時間の都合のつく方は見ておかなくてはね。

もうひとつ、８月14日早朝には、金星、月、地球、がほぼ一直線に並び、国内では23年ぶりに、石垣島など一部を除くほぼ全国で「金星食」が見られます。次にみられるのは2063年になります。

今年はこの3つの天体現象をさして「3つの金」というそうです。
「金」がらみの現象が天空で繰り広げられ、一体この後、地上ではどんな現象が起こるか…ドキドキですね。

太陽がらみの観測をするときは目の保護には気を付けてください（人の事言えませんが）。
金環食の天体ショー後、眼科受診し、日本眼科学会に報告があった人数は247人。
グラスを使用していても、長時間は凝視しないように…。取り返しがつかなくなってはこまりますからね。
怖かったら下のリンクもどうぞ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120524-00000535-san-soci へのリンク