いっさ
こばやし
しゃく
つい
   
 これがまあ
 終のすみかか
 雪五尺
        小林一茶
しょうがい
しゃく
 五尺も降り積もった雪にうず
もれたこのみすぼらしい家が、
自分の生涯を終える最後の住ま
いとなるのか。何とわびしいこ
とか。