「里曳き」では華やかな長持行列や御柱の曳航が行われますが、一番の見せ場は 宮に柱を建てる「建御柱」です。
春宮と秋宮で御柱は８本あり３日間で建御柱まで行われます。 建御柱を間近で見るためには最低でも開始の２時間以上前から待ってい
ることが必要です。
今回の写真は 御柱毎にまとめて並べてみました。 また、「里曳き」の工程はこんな感じです。
春宮の柱＝里への曳航→春宮内木落とし→春宮到着→冠落し→春宮の建御柱
秋宮の柱＝里への曳航→春宮内木落とし→秋宮への曳航（下諏訪市街地）→秋宮到着→冠落し→秋宮の建御柱
★８日（里曳き１日目）★
初日は春宮１の春宮内の木落しと建御柱を中心に見物。 境内まで曳航された御柱は、柱の先端を三角錐に切り落とし清められる冠落
しが行われます。 この時、斧で切られた御柱の木片はお守りになるので見物客は先を争って奪いあいをしています。 建御柱は水平
の御柱に人が乗ったまま垂直に建てるのですが、春宮１の建御柱の先頭に立つお兄ちゃんは最後まで命綱なしでした。 今日は、約５時
間立ちっぱなしでの見物でした。 本日の人出12万人。
★９日（里曳き２日目）★
２日目は春宮２の建御柱を中心に見物する予定で春宮に２時間以上前へ行きました。 でも、日曜だけあってすごい人出で、すでに眺め
がいい場所は無くて杉の木越しでの見物となりました。 午後からは雨の中、秋宮３の御柱曳航や長持行列の見物です。 下諏訪市街
地は狭いところがあり御柱の曳航は中々進みませんでした。 本日の人出22万人。
★１０日（里曳き３日目）★
３日目は朝から大雨です。 こんな天気でも秋宮の建御柱はすごい人出、そして予定どおり進まないのも御柱祭。 観光バスで来ていた
おばちゃん達は雨の中で２時間以上も待ったのに、遅れのため建御柱を見ることなく引き上げて行きました。 秋宮１は上諏訪地区が担
当で御諏訪太鼓が鳴り響くなかで建御柱が行われ一番のお気に入りです。 本日は、雨の中４時間半立っての見物でした。
下社の里曳きは３日間のうち２日を雨に降られ、前回より7万人少なく３日間で３９万人の人出でした。
なお、４月の上社山出しからの通算では前回より６千人多い延べ１８０万人の人出だったそうです。 この中にｄｏｊｉは６人分カウントされて
います・・・謎 次回の御柱祭は ２０１０年です。
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