本練習問題は、江場さんのHPのパイゴーポーカーの戦術を理解された後で読まれると効果が高いです。
記号:
A:エース、K:キング、Q:クイーン、J:ジャック、T:10
特にsuitを明示する必要のあるとき、C:クラブ D:ダイヤ、H:ハート、S:スペード
間違いがあるかも知れません。ご指摘宜しくお願いします。(この回答は簡易ストラテジーに依るものであることに注意してください)
対応する戦略表の番号 |
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回答 | 説明 |
1 | AKJ8653 | Five:A8653 Two:KJ |
自明 |
1 | AKQ8432 | Five:A8432 Two:KQ |
厳密な戦略では、Five:AQ432, Two:K8となるがこの誤差は無視してよい |
2 | QQ97532 | Five:QQ532 Two:97 |
自明 |
3 | AA97553 | Five:AA973 Two:55 |
AA入りのツーペアをブレークする例 |
3 | JJ55432 | Five:JJ432 Two:55 |
インデックス=11+2.5=13.5を切り捨て13。これに対応する所を別表で見るとA8。しかるにFive:ツーペアととると、この場合Two:43とA8より弱いのでツーペアをブレーク |
3 | K766552 | Five:66552 Two:K7 |
上と同様にインデックス=8。これの対応欄はKX。今の場合Two:K7に取れるのでFiveをツーペアとする。 |
3 | AJJ6442 | Five:JJ442 Two:A6 |
インデックスは11+2=13となるので、通常はTwoがA8以上ならツーペアをブレークしないとなるが、JJ44は表の例外*に該当するのでこの基準がA3に下がる。従って左の場合はツーペアをブレークしない。 |
4 | QQTT755 | Five:TT557 Two:QQ |
ミスプレーしてしまう場合もありそう。注意! |
5 | AAAJ863 | Five:AA863 Two:AJ |
AAAを必ずブレークに当てはまる例。 |
5 | AKKK985 | Five:KKK85 Two:A9 |
FiveをKKKにとっても、Twoが十分強い(JT以上)例 |
5 | KKKT876 | Five:KK876 Two:KT |
一つ上の逆でKKKをブレークする例 |
5 | QQQ8532 | Five:QQQ32 Two:85 |
Three of a kindをブレークしない例 |
6 | AKQJT94 | Five:KQJT9 Two:A4 |
ストレートの取り方が2種類以上あるときの例。単純だが、手に惚れてFive:AKQJTとしがちなので注意が必要。 |
7 | KKQJJT9 | Five:KKQT9 Two:JJ |
ツーペアとストレートの両方に取れるので、ストレートは必ずブレークする。ツーペアと見ると、インデックス=18なのでツーペアをブレークし、二つのペアをFiveとTwoへ。 |
7 | AKQJJT8 | Five:JJQT8 Two:AK |
AKQJJTXは必ずブレーク |
7 | Joker, AKJT75 | Five:Joker,AT75 Two:KJ |
JokerとA入りのハイストレートはブレーク |
7 | K987653 | Five:98765 Two:K3 |
ストレートをキープする例 |
8 | HQ,C8,H7,H6,S5,H4,H2 | Five:C8,H7,H6,S5,H4 Two:HQ,H2 |
ストレートとフラッシュの両方に取れる場合。ストレートに取るとTwoがJ以上の手になるのでフラッシュに取らない。 |
8 | HQ,HJ,C10,H9,S8,H5,H3 | Five:HQ,HJ,H9,H5,H3 Two:C10,S8 |
ストレートとフラッシュの両方に取れるとき、通常はフラッシュを優先。 |
9 | HQ,CQ,H7,S7,H6,H3,H2 | Five:HQ,CQ,H6,H3,H2 Two:H7,S7 |
ツーペアとフラッシュの両方に取れるので、フラッシュは必ずブレークする。ツーペアと見ると、インデックス=15なのでツーペアをブレークし、二つのペアをFiveとTwoへ。 |
9 | HA,HK,H8,C8,S6,H5,H4 | Five:HA,HK,H8,H5,H4 Two:C8,S6 |
フラッシュをブレークしても、Fiveが88にしかならないのでフラッシュをキープ |
9 | HA,SQ,H9,C9,H8,H7,H5 | Five:H9,C9,H8,H7,H5 Two:HA,SQ |
フラッシュをブレークするとFiveが99(以上)であり、かつTwoもAQ(AJ以上)である。この原則には例外もあるが、とりあえずマスターする必要はないだろう。 |
9 | Joker,HA,HK,S10,C8,H6,H3 | Five:Joker,HA,C8,H6,H3 Two:HK,S10 |
フラッシュをブレークする例。戦略表をみよ。 |
9 | Joker,HA,HQ,S10,C8,H6,H3 | Five:Joker,HA,C8,H6,H3 Two:HQ,S10 |
マージナルな手。フラッシュをブレークしても、FiveがAペア、でTwoがQ,10以上なのでフラッシュブレーク。 |
9 | Joker,HA,HQ,C8,H6,H3,C2 | Five:Joker,HA,HQ,,H6,H3 Two:C8,C2 |
一つ上と同様。フラッシュをブレークするとTwoがQ,8にしかならないので(QJ or Q10の条件を満たさない)フラッシュをキープ |
10 | 8855444 | Five:55444 Two:88 |
ペア2組のフルハウスは高いペアがTwoになるようにする。(ごくわずかながら例外があるが無視せよ) |
10 | AQ33322 | Five:333AQ Two:22 |
厳密には、Five:33322,Two:AQ。このタイプの例外は他にもあるが、出現率も低いので無視して良い。 |
10 | Q777555 | Five:555Q7 Two:77 |
スリーカード+スリーカードはフルハウスに取らない |
11 | 6666543 | Five:66663 Two:54 |
6以下の4 of a kindはブレークしない。この手はブレークしたくなるが、Fiveでの勝利を狙ったほうがよいので注意。 |
11 | AQTTTT8 | Five:TTTT8 Two:AQ |
7以上の4 of a kindは、Twoが良い手になるならブレークしない。ざっくりいうとTwoがQX以上ならブレークしないと覚えておいてもそれほど間違いではない。 |
11 | KJJJJ32 | Five:KJJ32 Two:JJ |
一つ上の「ざっくり」とは反するが、これはブレークした方が良い。しかしながら、気にする必要はない。 |
11 | QQQQ333 | Five:QQ333 Two:QQ |
滅多にない例だが、このタイプは最強のペアをTwoにもってくる。Fiveはフルハウスになる。 |
11 | QQQ3333 | Five:3333Q Two:QQ |
一つ上と全く同じ原則を適用。結果的にFiveはフォーカードとなる。 |
13 | Joker,AKKJTT | Five:KKTTJ Two:Joker,A |
滅多にない形なので間違っても気にする必要はない。アドリブプレー。正解は参考程度に。 |