勝利至上主義で選択すべきカジノ種目は何か


実際問題としては、日本人が海外カジノで勝負する機会というのは年に数回程度。だから、テラ銭率の大小に関わらず、自分のやりたいと思うゲームをやればそれでもいいのかも知れません。2,3日の間であれば、率の悪いゲームだけをやったとしても勝って帰ることは可能でしょう。逆に言えば、この程度の回数では率のいいゲーム、あるいは確率的に儲かるBJだけをやったとしても、負け組になる可能性もかなり高いと言えます。

しかしながら、率のいいゲームだけを選ぶということは、例え運が悪くてある時点で負けていたとしても、「自分は間違ったことをしていない」、「長期戦になれば勝てる」という心の余裕を生むことになります。更に、心の余裕があればカジノライフ自体をよりゆとりをもって楽しむことも出来るでしょう。このような「追い風」の状況の中でバクチが打てるということは実に素敵なことではありませんか。


それでは、具体的に率のいいゲームをみていきましょう。

まあ、知ってる人は知っている話ですが、カジノ種目の中で、最小限の努力で勝ち組に回れる種目は、実は「ビデオポーカー」です。戦略は、自分がATTACKしたい機種のベストムーブを覚えることだけで、小1時間もあれば覚えられるでしょう。
もちろんPAY OUT率の良い機種を選ぶことが前提になります。代表的なのが、Stratosphereにある7・9マシン(flush 7, full house 9のJ or betterをこう呼びます)で、pay out率は100.8%にもなります。
また、PAY OUT率が100%未満であっても、「コンプ」と合わせた期待値が100%を超えていれば収益を挙げられる訳で、さるプロビデオポーカープレーヤー(いるんです!!こういう人も!!)の基準はコンプと合わせた期待値が102%以上となることとしています。

ビデオポーカーについて詳しく知りたい方は、カジノ関係リンク集の方に役立ちサイトを載せておきましたのでご参考まで。また、stratosphere7/9マシンの準最適戦略は、吠太郎が以前niftyserveのFGAME 10番会議室にupしましたので、いわゆる過去ログをほじくりかえしてみてください。その他、戦略解説の書籍や戦略分析ソフトなどもいろいろと出回ってます。(もちろんゴミも転がっているので注意は必要)。

結論するに、今一つテーブルゲームに挑戦する勇気が湧かない人は、スロットをやるのではなく、最適戦術を覚えた上でビデオポーカーをやった方が遥かに有利だということです。それでも、スロットをやりたい人、あるいはビデオポーカーについてもうちょっと知りたい人は、★良く出るカジノの判定法をお読みください。


これ以外で、勝てなくてもいい。頭を使うのも面倒くさい!。簡単で損の少ない種目を!!という人にお勧めなのが、craps。pass &come+ oddsあるいは、don't pass and don't come + oddsだけに張り続けることが出来れば(以外にこれが難しい。なぜなら、placeやpropベットをやる人が多いので、ついついつられてこれらの率の悪いベットをやってしまいがち)、oddsにもよりますが、テラ銭は1%以下です。

特にHorse Shoe等のように、1$pass lineで10倍オッズが出来る場合は、pass lineに対するテラ銭1.4セントだけで合計11$のベットが出来ることになります。


多少の努力は厭わないから有利な種目をというのであれば、やはりブラックジャックにかなうゲームはないでしょう。ただし、ベーシックストラテジーのみでは通常0.5%程度不利ですから、儲けるためにはカウンティングが必須となります。但し、それでもこちら側がわずかに1%程度有利になる程度ですから、3泊5日程度の旅行で確実に勝てると思っては大間違いです。
もちろん、ポーカーは対人種目なので上級者が有利なのですが、ポーカー(麻雀等でも同じ)の場合は、レートが高い方がうまいプレーヤーが多いので、自分がスキルアップしたとしても、あるいは潤沢な資金があったとしてもそれに応じて稼ぎが増える訳ではないという点に注意が必要です。逆に、BJの場合、高いレートではカウンターに対する警戒が増すという面はありますが、基本的には高いレートでやれば、それに比例して儲けも大きくなるのです。
但し、十分注意して頂きたいのは$100minのテーブルに座るためには、1万ドル程度のお金では全く不十分だということです。もちろん1万ドル全部失う覚悟があればいいのですが、プロあるいはセミプロはもっと保守的にリスクのことを考えています。もちろん、ガツンと大バリするのもバクチの魅力の一つなので、リスクに対する考え方次第ですが。


BJ以外でも、Paigow Pokerなどでは積極的に親を引き受けることにより、確率的に儲けることの出来る状況を作ることが出来ますし、巷間いわれているのはPaigowは引き分けが多いので波が小さく、大張りのリスクが少ないのでコンプを取り易い種目だということです。Paigowもコンプと合わせ技なら、恐らくおいしい種目でしょう。但し、あくまでこれは推定の話です。


その他、いろいろな種目のトーナメントが良く行われますが、トーナメントにはまた特殊なストラテジーが必要なので、相手次第では勝率がぐんと高くなります。但し、ポーカーと同じで、相手もストラテジーを知っていれば、自分だけ有利になるということには決してなりません。少なくとも、トーナメントに出ようという場合、賞金の設定を十分理解した上で、最も率のいい戦い方をしましょう。そのための参考書もありますので、ぼちぼち紹介していきたいと思います。


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