ひとしずく新聞
第140号 平成16年12月1日発行
−冬を予防する− 『寒さ・風邪・乾燥』対策を万全に・・・
季節は巡って巡って、また、寒い冬がやってきました。「どんなに寒い冬でも、その後に必ず暖かい春が来る」ことを信じているからこそ、寒さからさも我慢ができるのです。
冬・・・本来この時期は、来る春への活性力が体内深くに養われる時なのだそうです。
このことは、自然の摂理としても様々な現象・生態系を通し私たちに示してくれています。
例えば、植物たちが冬の間は寒さにもじっと堪え忍び、春になると一斉に芽を吹き始め、新緑そして誇らしげに花々をつけることからも・・・また、動物たちもしっかり・・・ということを、私たちも知っているのです。
今回、その寒さ厳しい冬・・・を、どのように予防するかについて考えてみました。
様々な出来事が起こった西暦2004年を過ぎ行き新たな年が明けようとしています。
特に2004年は、例年になく10に及ぶ台風が上陸し、風水害などによる被害も、かなり激しいものがありました。
また、10月23日に起こった新潟中越地震では、さらに多くの方々が被災されています。
このように、ある日突然起こる自然災害・・・、山林・田畑・家屋などの流失・・・、建物の崩壊・地すべり・陥没・・・etc
被害に遭われた方々は「なぜ、自分たちだけがこんな目に遭わなければいけないのか」と、被災された直後は、ただただ嘆くしかできない・・・、
しかし、しばらくして、ほかの被害のあまりの大きさに愕然とし、その中でせめて家族や知り合いの人々の命が守られたことに、ほっと胸をなでおろす・・・。
そして、残念ながらも亡くなられた方々の尊い命を偲び心より嘆き悲しんだあと・・・その方々の思いを、残された者たちの今後の復興の力としていくこと・・・それが大切なことだと思います。
ただ、これから寒さが厳しくなる地域の方々にとっては、一日も早く温かな団らんの日々が取り戻せますよう・・・心より祈っております。
冬・・・風邪予防
「風邪は万病のもと」古くから言い尽くされた言葉ですが、なぜかこの現代でも、聞き捨てにはできない不思議な響きがあります。
とくに2004年夏は例年にないほど、全国的に厳しい暑さが続いた年でした。
もちろん今はどこでもエアコンが完備されていて、建物の中ではその暑さもなんとかしのげてしまうものでした。
ただその分、秋から冬にかけて季節の変わり目になると、体調を崩す方が多くなります。
その際たるものが「風邪」にかかりやすくなるということです。
風邪は、予防することが第一だそうです。
風邪はほとんどがウイルスによる感染だと言われていて、そのウイルスは低温と低湿度の環境の中が一番活発なのです。
さらにそのうえ室内が乾燥している冬は、長時間ウイルスが室内を漂うこととなり、感染しやすい状態にあります。
ですから、常に室内では適度な保湿を心がけ、仕事や用事で人ごみなどに出かけたときは、帰宅後必ずうがいをしてのどの乾燥を防ぐような注意が必要です。
また、なるべく頻繁にてを洗い接触による感染を防ぐこと、そして睡眠も十分に、食事の時にはビタミン類をたっぷりと取り入れるなどの予防がとても重要になります。
しかし、すでに風邪にかかってしまったとしたら治療の基本は、まず身体を温かくして水分を十分に取り、安静な状態を保つこと、そのうえで症状に応じた薬や鎮痛解熱剤などで対処します。
もちろん、医師の診察と治療・処方に従って行うことが大事です。
ただ、これからの季節で一番危惧されてるのが風邪よりも怖れているのインフルエンザ・・・毎年、ご高齢や体力・免疫力が低下している方が亡くなられるケースもあります。
このインフルエンザは急激に発症し、悪寒と共に38度以上の熱が出て身体全体がだるくなり、関節痛や筋肉痛、頭痛も起きたりします。
さらに、せき、のどの痛み、鼻水、くしゃみのような風邪の症状を伴うことも多いのです。
この冬も流行の兆しが心配されているインフルエンザ予防にはワクチン接種が効果的で、とくにご高齢の方や心臓疾患、ぜんそくなど呼吸器疾患がある人は、早めの摂取が必要だと医療・保健機関でも進めています。
厳密に言うと、風邪とインフルエンザは違うものですが、どちらも寒くなるこの時期にかかりやすくなるので、一般的にはひっくるめて「風邪」と認識している方も多いようです。
どちらにしろ、かかってさらにこじらせることで、まさに「万病のもと」と言われるように、さまざまな悪影響を及ぼしかねません。
風邪もインフルエンザも、もちろん他の病気も、かからないように予防することが一番大切なことに違いないのですから・・・。
冬を癒す
さまざまなストレスによって、心身をすり減らしている現代人、さらに冬という季節は、「寒い・冷たい・暗い」と、そのストレスを増幅させる傾向があります。
そこに、世相の影響も相まって、精神的にも、ますますストレスをつのらせてしまいがちです。
そこで、この冬を乗り切るための癒し方法を、自分らしく演出したり、そして楽しんだりしてみませんか。
例えば、冬はどうしても自然の色調・緑色系や花の色などが少なくなるので、せめてお部屋の中に緑の植物や花を生けて色調を明るくしたりするのもひとつです。
また、仕事や人間関係などで疲れた心身を癒すには、なによりもあたたかいお風呂にゆっくりと身を浸すのが一番・・・さらに浴槽の中へ植物の芳香成分エッセンシャルオイルを数滴入れ、よくかき混ぜると、香りと共に植物の持つ潜在力によって身体を潤してくれたり、心をリラックスさせてくれるのです。
アロマ・テラピーは、一般的にも大変親しみやすく、簡単にご家庭でもアロマバーナーを使って香りを楽しんだりできます。
また、最近では専門家や医療機関の間でもアロマテラピーの癒し効果だけではなく、薬理作用にも着目していろいろな治療医療施設にも用いられるようになってきました。
例えばアロマテラピーの効果に、今回のテーマの一つ風邪を予防するという効果も、もちろんあります。
ただ、そのような薬理的な用い方は、きちんとアロマテラピーを学んだ専門家に教えてもらうかご自分がアロマテラピーを習得されて使用することをお勧めします。
このように自然の中にこそ、たくさんの予防法や健康維持につながるヒントがあることを再認識してみる必要があるのではないでしょうか。
天地の音声
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