アルド・ロッシ設計・門司港ホテル1997年 (北九州市)

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アルド・ロッシは、モダニズムの建築家だが古典的な要素を非常に大切にする建築家だと思う。門司港ホテルの竣工を見ずにロッシは他界した。
建物は、近代と現代、外国と日本の境をなす「門」と位置づけた。門司港駅に向いた正面は典雅な古典的様式で、黄金のコーニスを際立たせた二柱の間にホテル玄関を挟み、両側に港湾業務施設などを配す。反対側はがらりと印象を変え、鮫を模した攻撃的な外観。ロッシは設計にあたって、街の構成要素として重要な意味を持つ歴史的建築物に着目した。門司港ホテルの正面では、それら「街に点在するかけら」をまとめ上げる機能を与えたという。

(2002年8月撮影)

 客室廻り
 内 観
 外 観

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