<企業人講話 in 札幌平岸高校>
  
平成17年1月31日(月)

 
   ↑ 講演前の緊張したショット・・・講演開始後、火がつきます(熱血エントモ)

 本日は、平成17年1月31日(月)札幌平岸高校にて講演を行なった!
依頼があったのは、1月上旬。札幌商工会議所より「ボランティア」としての参加を依頼され快諾。
今回は、平岸高校の1年生を対象に40名程度受け持った。
9名の講師で今回は構成されたが、美容関係の方、電気関係の方、大学関係の方、システム関係、
そして観光関係、温泉ホテル関係、銀行関係と、様々な方々が集まって一斉に一時間講演。
個人的には、自分が話すよりその卓越された方々の講演を聞きたい!と、思ったが時間帯が同じで無理。


学校が「企業講話」する目的は明確。

「企業が社会の中で様々な役割を果たしていることを知ることで、生徒が勤労の意味を考えるきっかけ
とするとともに、将来自らがどのような形で社会とかかわりを持っていくかを考えさせ、生徒の自己理
解や進路選択の一助とする」


というのが大きな主旨。
なるほど。1年生はこういった講義を年1回受けて、2年生の時は企業へ直接いって「体験学習」をす
るらしい。とても生徒にとっては良いこと。
以前から、学校教育にて
「メンタル的な学習」が本格的になされていないことを懸念していたが、自分
が思うところの「行動」が出来ることを、まずは紹介してくれた札幌商工会議所に感謝したい。

今日の講義は、予定通り、与えられた課題(学校からの課題)を大幅に修正しアレンジして行なった。
ずばりお題は、

『成功する為の秘訣』

この題材で一時間話した。メンタル的なサポートが出来る絶好の機会。
冒頭、生徒に
「夢・目標」を紙に書いて・・・。ということからスタートしたが10秒間で明確に書い
た生徒は、40分の3か4。10%に満たない。普段から明確化して自分の方向を強く思っていれば、
10秒という時間はあまりある時間。しかし、書けない現実。
何も着飾った言葉や、格好の良い夢でなくても良い。自分で自分に決めた(誓った)ものでよいのだ。
時間をかけて全員に書いてもらったが、「その夢・目標を達成出来ると思うか?」の問いに、約半分の
生徒は「たぶん無理」と答えた。自分に自信がない。これが現実か。
しかし、エントモは思う。
「たぶん無理」と思ったら、夢は絶対実現出来ないと思う。なぜならば、世の中に偶然はないと思って
いるからだ。すべての出来事は必然であると考える。想いがなく努力もしない人間には「成功」が訪れ
ない。必然的に成功は遠のく。偶然目の前に成功がぶら下がるような甘いものではない。

「明確な夢・目標」

を自分の中でかかげ、
必ずその目標を達成する「決意・決断」し、そこからスタートである。
大きな目標を決めた瞬間に、色々なアイディアが生まれ発想も豊かになる。そして途中に湧き上がる小
さな目標も出来てくる。

計画 ⇒ 実践 ⇒ 計画 ⇒ 実践 ⇒ 計画 ⇒ 実践
 

この習慣がつけば、成功のスパイラルが訪れる。簡単に言えば、
「当たり前のことを当たり前にする」
ただ、これだけのこと。何も難しいことではない。

今日の一時間講義の中で、生徒は何を感じとってくれただろうか?
漠然と、ただ川の流れにのっているように無目標で生きていれば、必然的に成功しにくい状況になるだ
ろう。今日出会った生徒にはそうはなって欲しくない。
今日、エントモの話しを聞くことは偶然だったかもしれない。しかし、その偶然(出会い)を大切にし
今後の人生に繋げて欲しいと強く思った。出会いが人間を大きくしてくれる。一度の人生、どうせ生き
ぬくなら成功したい。誰もが思うことだ。

最後に、今日の講演は、自分自身初めての「普通の高校生」への講演だったのでどうなるか楽しみだっ
た。いつも講演ではそうだが、講演前の時間が好きだ。不安など微塵もない。どういう反応をしてくれ
るか?どういう話しで心をつかむか?それが楽しみだ。
講演始まって5分間で、彼らの心をつかんだ!
『長井秀和のマネ』をしたから・・・。やっぱ、高校生にはウケル・・・。

また、こういった機会があれば、
『自分を高める』目的としても意義のあることなので参加したい!!