■ 練習参加(指導日誌)Vol.3

指導チーム 当別高校ソフトボール部
本日は、平成17年2月26日。

午前中は札幌で某講演。
講演の内容は、初めてのネタ。「エントモの半世紀」(笑)
高校時代のお話から、社会人の話、そして現在に至るまでの話を面白おかしく紹介。
成功している方々にお話を聞いて頂き恐縮。
しかし、実体験をお話するのはいつになっても面白い。
ただなんとなく野球をしてこなくて良かったとつくづく思う・・・。内容は企業秘密。

さて、午後から当別高校が練習している月形へ。
午前中のテンションをそのまま彼女達の指導にと思い車を走らせる。
前回、一度彼女達と知り合いサポートしたが、どのくらい変わっているか楽しみだった。
今回のコンセプトは、ずばり
「コミュニケーション」
前回は、「基本的な打ち方」を紹介したが、2回目なのでちょっと視点を変える。
まず、彼女達ひとりひとりが取り組んでいることを聞く。
そして、今どんな点に悩みがあるのか、を聞いてから指導とした。
そこのデスカッションでお話出来ない選手は
「損」をする。
自分の思っていることを
「自分の言葉で」言う選手は、理解するのも早い。

月形温泉の裏に、土のある練習場がある。
素晴らしい施設だ。人工芝でないところが良い。
夏は、人工芝でも良いと感じるが、冬は「土の上」でやりたいと思うもの。
施設を使うには「抽選」とのことだが、それだけ需要もあるのだろう。
国や市の施設で、
「無駄な施設」が多い中、子供達にとっては有難い施設だ。

さて、当別高校の他に、中学生ひとりと小学5年生の選手もいた。
両人にアドバイスしたが、中学生はもう高校生に混じっても違和感はない。
小学5年生は、しっかりとしたスイングが出来ていた。
基本的な「考え方」を伝える事が出来たので、今後成長が楽しみだ。
若い時から、「正しい打ち方」を頭の中で仮に出来なくても分かっていると成長も早い。
ただ、がむしゃらに振るのでは遠回りする。
形が決まり出す前に、アドバイスを送ることの大切さが身にしみる。良い勉強になった。

当別高校の選手達。
キャプテンを中心に良いチームになってきたと思う。
早く試合が見たい。そう思う。
技術的にはある程度まで来ている。あとは「心」の部分と「考え方」がポイントか。
他人に負けないという気持ちの前に、自分との闘いがある。
そこに勝利した時に初めて相手との挑戦権が生まれる。

また、彼女達へのサポートしたいと思い、月形を後にした・・・。
今日も充実した一日であった。