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【本郷小学校・運動会】
平成17年5月29日



騎馬戦!ヒートアップ!!

1位に、にやり・・・

大人の球入れ、超白熱!

緊張のスタート

上級生の、よさこいダンス

運命走。バットで回ってから・・



本日は、平成17年5月29日。

本日の気温は22℃。最近の札幌にしては最高の天気!
どうせやるなら運動会は晴天が良い!普段の行いがよいのかベストな天気。
息子が通っているのは、本郷小学校。
本郷小学校は、エントモ自身が少年時代に通っていた小学校である。
札幌の白石区にあり、校舎は少々新しくなったものの開校してから40年以上。
昔は、プールがなく、近くの月寒小学校まで約30分歩いての大移動。
プールを借りての学習だったころを思い出す。

子供の頃の運動会の思いでは、何と言っても徒競走。
少年時代は(逃げ足?!)走るのが速く、いつもぶっちぎりの1位。
同じ学年に双子の兄弟がいたが、
良きライバルで切磋琢磨していた。
ライバルがいると、不思議とテンションが上がり、闘志に火がつく。

息子は4年生で、今まで徒競走で1位になったことはない。
3月生まれの早生まれ。なかなか、ガチンコ勝負すると負けていた。
本人は、練習時に1位をとっており、「本番でも初めての1位を狙う」と豪語!
今までは、「〇〇君がいるから無理だぁ」といったマイナス思考が先行。
しかしながら、今回はマイナス的な言葉は聞かれない。
目標があると、困難な壁でも乗り越えられる。
現在、スポーツ塾で教わっていることだ。
子供ながらにして、「心」が変わってきている。
同時に、少年野球のエルムファイターズに最近入部したことも刺激!
1位という結果よりも、自分からやる気を出し、一生懸命取り組んだことに
対し、誉めてやりたい。

自分に勝つ!


ということは大切で、競っているのは周囲ではあるが、実際には動じない心や、
自分に対して、勝てるかどうかが判断基準。1位の結果ではない。
負けた時に、「言い訳」を言っているようでは、自分に負けている。
勝っても負けても、やるだけやった!と言えるようにしていくことが肝要。

「WINWINの考え方」が出来る教育が、本来の教育。
しかし、日本の教育はちょっと違う。大人になって初めてこの考え方に気づく。
この幼少期に、「WINWIN」教育を本格的に取り入れないものか?
校長先生が良いことを言っていた。
「結果ではなく、一生懸命出来たかどうかだよ」と。
しかし、実際の運動会前のデモンストレーション(掛け声)を見ると、
「相手に負けない・お前達は今年は負ける〜」などの掛け合いが続いた。
見ている観客は、面白おかしく聞いている。言っている本人、指導している先生
達も、さほど大きな意味を追求せずにやっていることだろう。
しかし、勝ち勝ちの法則からは、ちょっとずれている、残念。

運動会は相手があって初めて燃える。

当然ではあるが、
「お互いが頑張ろう」の精神が最前面でなくてはいけない。
と、個人的に思う。

最後のリレーの前に、騎馬戦があった。
騎馬戦こそ、チームプレーで、土台がしっかりしていないと勝てない。
いくら騎手が良くても、騎馬が動きが悪いと力が発揮できない。
野球も一緒。
小手先が上手くても、土台がしっかりしていないと力が出ない。
しかし、騎馬戦では「騎手」に目がいってしまうだろう。
土台があっての騎手。だから、勝った時はまず騎馬を誉めてあげたい。
運動会でも、野球に対してのヒントは沢山埋まっている。
ひとりの選手を支えている仲間。そんな選手に目を向けるのも大切だ。

個人的技術、チームの力も、「騎馬戦」のようにありたいものだ!