<函館への3回の旅>
平成18年3月5日

 函館の某高校へ3度のメンタルトレーニングをしに数ヶ月に渡り函館に通った。
熱血な指導者の方により実現した講座。最初は子供たちもしたことのないことに戸
惑うが、回を重ねるごとに・・・
<平成18年3月5日>

今日で函館へは3回目。今日がいちおの区切りの日。ある会で知り合って、名刺交換。
その後、あれよあれよの合間に、講座が実現した。函館は、社会人野球現役時代に「函
館大会」で何度も訪れている。「函館山の夜景」「イカ刺し」の町だ。本州に一番近い
町ということもあり、札幌よりある意味トレンドは早い?

そんな函館で講習をして、1度目、なかなか選手と自分が溶け込めない。少し距離を感
じた気がした。しかし、二回目になるとこの距離が一気に縮まる。この日、この距離感
は自分に問題があったことに気づく。心を開かないのは自分が悪いのだ。
「鏡の法則」
自分の心が相手に移る。身をもって感じた瞬間でもある。

1・2回はメンタルに終始し本日の3回目は、野球メンタル&考え方の核心に迫った。
時間がいくらあっても足りない。それもそうだ。内容的には丸2日かけても終わらない
内容だ。野球は奥が深い。だから面白い。深いと感じるか浅いと感じるかは本人次第。
間違いなく3回の講座を終了し
「絆」が生まれたことに気づく。人と人との出会いは面
白い。高校を卒業した後に気づくことも沢山あると思う。「そういえば、こんなことエ
ントモさん言っていたなぁ」それで良い。気づくのはいつでも良い。個人差がある。大
切なのは
「気づきの種」を蒔き続けるのが大切なのだ。

講座が終了し、熱血な夜が始まった。最終日だったので日程を調整し日帰りだった旅を
今回は「宿泊」にした。指導者の方々と親交を深める。監督の声掛けで松前から熱血指
導者が車で2時間以上かけて来てくれた。たかが自分の話を聞きにきてくれるだけで数
時間車を飛ばしてきてくれる。熱意に敬意を表する。最敬礼だ。ある悩みを持ち込んで
話をした。その解決方法のヒントを持ち帰られたに違いない。どの子供にも「気づき」
は必要なのだ。最近よく思うことがある。地方の指導者のかたに熱血が多い。なぜだろ
う?環境におんぶしていないからか。選手が集まらない、環境が悪い、様々な問題を抱
えている。しかし、それを言い訳にしないで逆にパワーにしている。挑戦する心が素晴
らしい。選手同様、監督にも夢がある。その夢に向かって、様々な角度で頑張って欲し
い。今度は、そのチームの試合をしている姿をみたいなぁと思いつつ閉会。

宿泊したホテルは、「函館ルートイン」。
久々に素晴らしいと感じたホテル。部屋の綺麗さ気配り、そして温泉も良かった。朝食
もバイキングだが手抜きしていない。なかなかないホテルだ。「★★★★★」を進呈。
函館の熱き指導者様、お世話になりました!