<エルムファイターズ・エントモJr日記2006年版
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平成18年5月20日(土)朝風公園



懐かしい朝風球場

Jrがコーチャーに

足踏みしながら備える
今日は5月20日。

このJr日記、結構人気があるということが最近分かった。
少年野球に子供を預けている人が多いのだろう。
ちょっと頑張るかなこの日記(笑)

白石区にある朝風公園にて試合が行われた。
この球場は、エントモが小学生の時にも結構試合をしている球場。
大きくない公園で、よくレフトの民家に打ち込んでいた記憶がある。
その懐かしい球場で、Jrが試合をする。

少し前に素振りでリードする手の皮がむけてしまった。
野球人の勲章だ。初めての経験なので本人が痛がる。
「そんなのおしっこでもつけておけ」というエントモ。

野球人生の中で何回皮がむけただろう?
数え切れないくらいの経験。それだけ振っている証拠。

今日もセカンドで試合に使ってくれている。
お世辞でもうまいとは思えない現在。これからの本人次第だ。
セカンド後方にフライが上がる。
ら、落球・・・。
どうもフライが苦手らしい。追い方がおかしい。
課題がひとつ見えた。ありがとう!

セカンドに強烈なゴロがくる。
ファンブル。グラブが逆だったかな。その後拾ってアウト。
失敗した後が素早いとはいえなかったが動けた。
諦めない姿勢だけ合格点。

打つ場面ではタイミングはまずまずだけど、ボールに手を出す。
難しい球に手を出している。こりゃまた課題が浮き彫り。
しかし、Jrの付近にいくと、「影響する」との言葉。
指の痛みを言い訳にしている。気合一発!「アホか!」
普通、痛いそぶりをみせていれば変えられる。
野球は厳しい。いつでもでれる心ならパンチ!
集中していれば痛みなんて気にならない。
打てなかった理由を、指の皮のせいにするなんざ最低。
血が出ている。痛みに弱いのは親譲りか・・・(笑)

コーチャに立っているJrの声に耳を傾ける。
もっと大きな声で指示しないといけない。
大人の野球になれば、判断はコーチャじゃなくじつは「走者」。
見えないところだけ判断を仰ぐが、基本的には走者が判断する。
でも、少年野球時はコーチャが教える(特に低学年の選手の為)の
は大切な行為になる。

体を大きく使ってジェスチャーすること。
大きな声で声援、指示、などすること。
アウトカウント、状況を走者に伝えること。


この3点は必ず行いたい。
まだ、するべきことが理解できていない模様。
ここでも課題が浮き彫り、ありがとう。

今日エルムの選手で目立ったのは、ファースト背番号3.
積極的な打撃。少なくとも昨年はあんなに打てなかった。
でも、本人の野球への思いが芽生えたのか声も出ている。
声が出ているから結果も良い方向にいく。
ヒッティングポイントもGOOD!まだまだ伸びる。

最後は、好打者背番号6、ライトに狙い打ちでコールド。
おしゃれな打ち方だね。前に上体が突っ込まなければ100点。
もう少し軸側に体重を残しつつターンできれば尚GOOD。

さぁ、お怒りタイム。
観戦時にどこかのチームのおやじが近くにきて観戦。
タバコをふかしながら観戦。うちの次男坊が煙たそう。
どうもならん、自分さえよければ良いという考え方。
ちょっと我慢するか・・・
観戦している時に「ああでもない、こうでもない」と言っている。

「あのぐらい捕らないと」
「足遅いなぁあいつ」
「ほらやった」
「あれじゃ、だめだなぁ」

傾向はハッキリしている。マイナスの言葉しか発さない。
面白い。普段の姿が目に浮かぶ。子供たちへの姿勢も伺える。
円山球場に良くいる野次るおやじみたい。
頼むから黙ってみていてくれ。

一言言ってやってもよいのだが、つける薬はない感じなので、
無駄なパワーは使わない。はい、かわいそうに・・。
その場を立ち去り、違う場所で観戦。

未だにいるよねこういう人。
野球を通して何を子供に学ばせるか。何も考えていない人。
悲しいかな、8割以上の人はこういった枠に入る。お粗末。

子供に厳しくてもOK。愛情の裏返し。
厳しい中に楽しさを見い出していけば問題ない。

今日のひと言。
変なおじさまありがとう。あなたの行動でまた気づかせてくれました!