白井氏&エントモ
お互い185以上の長身
Jrのベーラン
握り方を教える白井氏
荒井氏の打撃講座
Jrの5球打ち
その後、池田氏より指導
池田氏の豪快な振り
皆で写真撮影
サイン会!
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<平成18年7月27日>
以前から興味のある日本ハムの野球教室があるということで、札幌市内の中学校
のグランドに行って来た。約50名での野球教室。
少数の方が、参加者にとっては有難いに違いない。
この野球教室の活動をされているのが、白井さん、森さん、荒井さん、池田さん。
白井さん、森さんは、よく顔を合わせる仲。白井さんとは年齢も一緒ということで
意気投合している仲。現役時代はオールスターにも出場している投手。
高校時代は130キロ程度の球速だったものが、プロでは150キロまで伸びた。
ある指導者との出会いが、野球人生を変えた。
白井さんは、エントモがFMラジオをやっている時に、ゲストに来てもらった。
気さくで温厚な印象は、子供達への指導にもってこいの人だと感じる。
苦労した人間ほど、人に優しい。そう思わせる4人。
朝、9時半前から始まった野球教室。
まず最初に行ったのは、走ること。ベースランニングの基本。
うちの野球塾でも数日前、ベース周りの話をしたばっかりだったのでタイムリー。
頭の高さと、ベースの蹴り方、ふくらみ方など、分かりやすく教える。
キャッチボール前には、球の握り方、グラブの置き方まで指導。
道具を大切にする心が、野球に通じることを説いていた。
投げるコツを教えて、その後は、ポジション別の指導。
内野手を中心に見ていたが、ステップや構え方の基礎を教えていた。
内容は割愛するが、我が息子も「ふむふむ」といった感じ。
個人的に野球教室の一番大切なことは「教える人の人柄」だと思う。
教える人の「伝える能力」「人柄」が、大きな分岐点になる。
いくら教えることが、素晴らしくても、上記事柄がカギである。
この4名は、素晴らしく子供の心を操っている。
最初は、子供達も冗談についてきていなかったが、時間が経つにつれ子供達も
のってくる。子供って面白い。
参加者の子供達は、楽しく野球を学んでいる様子。
怒られてばかりの空間だと、出来る子と、出来ない子の濃淡ができる。
厳しい練習は、野球選手だと当然。その中でも「笑い」「明るさ」は必須。
伝えることの多い、エントモにとっても、たくさんの引出しを持たせてもらった。
表現や、伝え方で勉強になることがたくさんあった。
やはり、伝える人達が横の連携をしっかりとって、子供達にいかに還元していく
かが大切である。だから、皆、勉強することが大切なのだ。
こういった野球教室を一過性のものにしない為にも、指導者の参画も大切。
「いつも言っていることだろ」
じゃなく、同じ事を伝えるにも、様々な手法があると学ぶことが大切。
さて、後半は、打撃の練習をした。
約50名が、5本ずつ打って、そして素振りで個別指導する。
打撃投手は、あの150キロ右腕、白井投手。わーお、豪華な打撃投手。
荒井選手は一軍経験もあり、打撃には定評があった。
腰を痛めて無念の現役引退を経験しているが、人柄は素晴らしい。
人に会うことが多いエントモ的には、「この人の悪口を言う人はいないな」って
人にたまに会うことがある。その一人に思えるのが、荒井さん。
子供達から笑いを取るバイタリティーはいいですね〜。
ひとり数分の指導だけど、子供にとっては有意義な時間。
最後に、見本を見せるために、昨年まで現役だった池田さんが打撃をした。
北海道の鵡川高校からプロ入りした打撃の人。
数球打った後に、「カツーーーーン」ライトの学校を越えていった。
子供達は「すんげ〜」の言葉。
おいおい、すごいのは分かるけど、打ち方見ようよ(笑)
そこを察してか、次に荒井さんが打つ。
打撃解説してのデモンストレーション。狙い所にしっかり打つテクニック。
やはり、口上より、見本は子供達にとって大きい。そう感じた。
最後に記念写真、そしてお土産、サイン会。
プロ選手のサイン。にっこにこしながら、色紙、帽子、バットなどに・・。
憧れから、子供は行動に移すようになることも多い。
「あの人みたくなりたい」
そう思った瞬間から行動は変わる。夢ありきだ!そのタイミングに近しい人が、
「どうすれば、ああなれると思う?」この言葉の投げかけが大切。
子供が感じ、そして気づく場でなくてはいけない。
野球教室が終わってからが、本当の大事な時間である。
終わってからが勝負なのである。
だから、やりっぱなしは、意味がない。効果も薄い。
ちなみに・・・エントモ塾に通っているJrは、帰宅後最初にしたことは、
「書くこと」
思い出して、指導された内容を紙に書いていた。書く癖がついている。
書いておけば、時間が経過しても見直せる。大切なことである!
日本ハムファイターズ。
現役選手以外の活躍でも、北海道に今、根付こうとしている。感謝。
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