<エルムファイターズ・エントモJr日記2006年版
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平成18年9月9日(土)真駒内アリーナの横にある球場


今日は9月9日。
久々の少年野球観戦記。時間がなく見れない、見ても観戦記が書けない。
楽しみにしている人が多いのに・・・申し訳ない気持ちで一杯です(反省)

車で、数十分真駒内アイスアリーナの横に少年野球場がある。
アリーナがあり、少しいくと山もあり、川もあり、環境的には申し分ない。
野球塾で、小学生の子供達を接しているので久々の観戦でも違和感はない。

今日の先発は、エース東君。
久々に投げているところを見たけど、スピードが増している。
球が速くなると、比例してコントロールも不安定になる。
腕を振りつつ、制球していく難しさをこれから体験していくことだろう。
初回、ヒットでピンチを招くも、サード出口君の好捕、東君の牽制、
そして、左中間のヒットから中継プレーで、セカンドで刺殺。

高校野球みたいだ!!

この時期の6年生は、成熟されてレベル的にも高くなっている。
どこのチームも一緒だ。思うようにプレーできてきているから楽しいに違いない。
自分の小6時代を思い浮かべると、もう打つのが楽しくて楽しくて!
でも、楽しいだけじゃなく、「どうすればうまくなっていくか」を考えることも必要。

相手投手もなかなかのスピードボールを投げている。こりゃいい試合になる。
相手打者で大きな選手を発見。中学生くらいの体型をしている。
「カキーン!」
すごい打球だ。ショート野地君がかろうじて体で止めた。ナイスストップ。
両投手、クイックも混ぜて野球を楽しんでいる様子。
これからもっと野球は複雑になり、同時に楽しくなる。
段々必要になってくるのは「考える力」だ。

打つ・投げる・捕るだけじゃなく、その他の要素のほうが大切になってくる。

二回終了0−0。投手戦を繰り広げている。
三回の先頭、Jrが打席に入る。
今のJrが気にしているのは、トップのグリップの位置。
ややもすると、フワフワした感じになるので、どっしり両足で地面を掴むことが大切。
2−3で打ったのはショートゴロ。その前の5球のうちの1球だけトップが浅かった。
それ以外は、タイミングの取り方、トップの位置、申し分ない。ふむふむ。
昨年の今ならかすりもしていなかっただろう。毎日の努力が出てきている。
Jrは、家で自分で決めた練習をしている。

・ 素振り50回(イメージして・意識してのエントモ流素振り)
・ バランストレーニング(野球選手に大切な軸足強化と、バランス感覚向上)
・ いもむし(股関節の柔軟性と強化)
・ おしり歩き(股関節と臀部の強化)

自分で決めたこと。昨年の11月からひとりでも自分でやっている。
「やれ」じゃ続かない。「自分でやろう」と思わなくては三日坊主必至。

試合に戻ろう・・・

グランドのすぐ横で見ていたが、ボールボーイのはじめ君の動きが良い。
新人戦では活躍するが、今回はレギュラー戦だったのでベンチ。
でも、一所懸命に球を審判に渡す役目を全うしている。早いね動き!ふむふむ。
両チームヒットは数本でるものの、得点までには至らない。

5回相手チームは、左打者にライト越えの二塁打を打たれる。すごい打球!
その後、ライトにポテンヒットで試合が動いた。
四球で満塁にしてセンター前ヒット。この回三点入った。

無死1塁でJrに回ってきた。
盗塁し、無死二塁。2−0のカウントから一塁ゴロ。ふむふむ。
帰りしな、Jrは「送った」って。野球分かってきたね。
ちゃんと野球を教わって、頭に入ってきているようだ。勉強、勉強。
その後、代打の水島君が痛烈なタイムリー。3−1。
出口君がつないで、野地君も続く。駒苫みたいな感じになってきた。
好投手から一気に3点を取り戻した!!!はい、ひとりで興奮してます(笑)
3−3の同点!

6回、2死1・3RでJr。
打席に入る前に「7方向に打て」とエントモはアドバイス。
結果・・・サードライナー良い当たりだった!けどアウト。
初球打ったのも評価できるが、ちょっと構え遅れていた。準備が遅かった。
良い経験をしたJr。欲を言えば決めて欲しかったけど(笑)

その裏、ピンチを迎えるけど今日三つ目の牽制でアウト。うまいね東君!

エルム最終回、先頭を四球で出し2死2Rサヨナラのチャンス。
しかし、相手投手の踏ん張りもあって押し切れなかった。促進ルールだ。
無死満塁でのスタート。

相手、セカンドゴロで1アウト。その間に1点。
またもやセカンドゴロ。その間に1点。2点目。このゴロは難しかった、ナイス。
しかし、ワイルドピッチで3点目。

エルム、ショートゴロの間に一人生還。しかし、二人目がホームで刺殺。
好走塁と暴走は紙一重。積極的な走塁だったけど惜しかった。
その後微妙な落球云々の判定が・・・。審判も人間。
東君が、センターにヒット。後逸。3点目が入った。
最後は、捕手の小沢君がライトに痛烈なサヨナラヒット。
明暗分けた試合だったが、素晴らしい試合だった。
負けたチームも、一生懸命頑張った。
審判のジャッジはあったものの、やっているのは生身の人間。
逆の立場でも文句は言えない。
子供がやっているスポーツ。改めて裁く側の難しさを感じた。

今日は、甲子園の駒苫の試合を見ているようだった。
諦めない気持ち、そして楽しむ心、いいね少年野球!


相手   0000300 促進3
エルム  0000300 促進4