<エルムファイターズ・エントモJr日記2007年版
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平成19年1月6日(土)
「Jr日記楽しみにしているよ!」そんな声が多い今日この頃。
期待に答えられるように、更新をこまめにできたらなと思う・・・。
さて、明日からエルムの練習が始まるみたいだ。まずは近くの神社までのランニング。
いいね!みんなで御参りかな。大切なことですなぁ。素晴らしい。

Jrは4年生からチームに入って今年が3期目。春から6年生になる。
自分から言い出すまでチームには入れなかった。入ると言ったのは4年生になってから。
エントモの子供の時と一緒。エントモも4年生の時からチームに入った。
一見遅いようだけど、子供の体のメカニズムを考えると別に遅くはない。
そんなJrは、今年主将を任された。
チームに6年生は少ない。3名ぐらいだろうか?ついこの前まで一人しかいない学年。
まだまだ積極的というのには程遠いJrが主将。

この前監督と話すと、少し変化が見られてきた模様。監督、ありがとう!
自分で考えて主将としての仕事をし始めているらしい。
昨年の秋も少し試合を見たけど、先輩を見ながら少しずつ何かをしようとしていた。
主将のあるべき姿は・・・

自分が見本となれ!

である。チームに元気が無ければ、自分から大きな声を出して引っ張らないとNG。
「声出して!」ではいけない。自分で大声を出して周囲を鼓舞する。それが役割。

夜にケーブルテレビを見ていると、プロ野球Jrチームの試合が行われていた。
選手の見るポイントを言いながら一緒に見る。いつもの光景だ。

「どうだ?」と聞いた。

どの選手もまだ小学生なので、発展途上。その中でもポイントはあるものだ。
Jrいわく「パワーはあるけど・・・」で言葉がつまった。ふむふむ。そのとおり!
今はパワーで飛ばせるからそれでよいと錯覚しがち。たぶん、親御さんもそうだろう。
でも、先を見ると必ずしもそうじゃないことは多い。のんのん、かなり多い。

「Jrよ!負けてるか?」の問いに、彼は「ううん、パワーだけだね」との一言。

いいね。現時点での結果を見ると雲の上の人たちだろう。
けど、良い打ち方、悪い打ち方を知っていると、結果だけでは見なくなる。
この会話は大きな成果のように感じた。
小学1年生のJrもいる。春に二年生になるJr。
彼も会話に参加させる。すると面白いことを言い始める。

「投げ方おかしいね」

の一言。彼にも見るポイントは日々伝えている。子供でも「見る力」はある。
大抵の子供はその「見方」を知らないだけ。知ると世界が変わってくる。
あるべき姿が分かると、自分の悪いところも分かり直しようがある。
これって大きい目安。名前負けする子供は、結果を見すぎる。

テレビを見ていて「すげー」「おー」ならチャンネルを変えていた。一喝だ!
でも、
冷静に考えながら見ていることに感動した。

さて、今年一年どうなることやら・・・

今年もメンタル、考え方が最優先。そしてチームのために何ができるかである。
目標を決めさせた。その時にJrは、個人目標だけじゃなく、自らチームのことも
書いていた。これは、主将としてチームのことが気になるのであろう。

野球を通して何を学ぶか・・・

野球をやっている意味・理由。そこに勝ち負けだけじゃない大きなものが潜む。
周囲の大人は、つねに「意味・理由」を意識しないといけない。

何のために野球をしているのか?

これが一番大切なのだ!