1回 
 
2007.02.05(日本時間)
エントモが大好きなアメリカンフットボール!世界的イベントが行われた。一年に一回しか
ない祭典。かぶりつきでの観戦!一度は生で見たいスポーツです!!
 全米一を決める決戦『スーパーボウル』
今年のカードは、ビックスター、QBマニングを要するコルツ。そしてベアーズ。
破壊力抜群のコルツ。念願のスーパーボウル進出を果たしたマニング。彼の動きがポイント。
下馬評は、ベアーズ不利だが、今日の天候は、雨&風が激しい。この天候状態・・・

「嫌だな。ボールが滑るな・・」          と考えるのか、
「よっしゃ、俺たちのために雨が降っている!!」  と思うのか、


メンタリティーがモティベーションを左右する。
誰しもが通常は嫌がる悪天候。この条件下でプレーする回数は少ない。対応力が問われる。

試合開始!

大きな試合ほど、ビックプレーが大きく試合の流れに左右する!
そう思った瞬間のファーストプレー。ベアーズのリターンから始まったが・・・
リターナーの「ヘスター」がキャッチ後に走る走る走る。

な、なんとエンドゾーンまで走り、リターンタッチダウン!!!
史上初。41年あって、ファーストリターンでのタッチダウンの機会は41回。
41回目にして始めての、史上初のリターンタッチダウン!!!すごいっ。

試合前は選手の表情をテレビで映し出す。ヘスターの表情が長い時間映された。
かなり、集中している。映像を通して分かるくらいに落ち着きながら獲物を狙う目。
まさかの結果だったが、振り返ると伏線はあるものである。

この開始早々のタッチダウン。両チームのメンタルが揺れ動く。
この後、考えられないプレーの連続。雨天でボールが手に付かない。
インターセプト、ハンブルの連続。前半で両チーム2つずつのターンノーバー。

このターンノーバー・・・
相手が失敗して、直後に球をもらったチームがまたターンノーバー。
まさに心の揺れ動き。やったぞ、の心が油断をうみ微妙なプレーのずれをうむ。
これは野球の世界でも同様のことが言える。この心の揺れをどうするのかがカギ。

前半終了間際。
9−14ベアーズリード。コルツがフィールドゴールのチャンスを掴む。
な、なんとこのイージーと思えるキックを左に外す。えええええ。
前半はリズムに乗れないコルツ。ハーフタイムにどう立て直すのか。
普通どおりにやっていれば大差についていた展開。
ベアーズはもっとたたみかけたかったと思う。奇襲成功後にもっと攻めたかった。

ハーフタイムが終了し、後半勝負。

コルツは持ち前のオフェンス力を十分に発揮しだす。
ビックプレーはないものの、地に足をつかせたプレー。下馬評どおりになってきた。
ベアーズのQBグロスマンがおかしい。普段のプレーができない。
ディフェンスが耐えているのに、オフェンスが機能しない。
3Q終了時には、22−17コルツリード!

最後の4Q勝負。
最初に得点するチームがどちらということが大きな鍵。
コルツが惜しい攻撃だったが、ファーストオフェンスを攻めきれない。相手に攻撃権を渡す。
グロスマンの手腕が問われる。しかし数プレー後に、ターンノーバー。
そのまま、エンドゾーンにタッチダウン!コルツが得点。29−17コルツ。

厳しくなってきたベアーズ。

直後のグロスマン。またロングパスをインターセプト。パスの正確性がない。
雨天という条件、スーパーボウルというプレッシャー。
パスが浮き、相手ディフェンスの餌食になる。風も強くなってきた。
ラッシングゲームがこういったコンディショニングではよく選択される。
でもベアーズには時間がない。ラッシングゲームには時間が消費される。
どうしてもパスに頼らないといけない。雨天はリスクがある。

奇策、奇襲がカンフル剤。
でも、奇襲は相手が油断している時の上等策。相手が準備している時はNG!

12点差。

4Q捨て身の攻撃も実らずコルツが押し切った。後半は危なげない横綱相撲。

ここで思う。
強者との戦いは、機を逸すると間違いなく「順当の結果」になりかねない。
しかも弱者のチャンスは、針の穴ほどの大きさでしかない。
そのチャンスをもし得たならば、その先をどうするか?
その前に、自分達が弱者と認識できるかが大きい。虚勢ではなく冷静な戦力分析が必要。
その上で、ケースByケースで考えなければいけない。
同時に動く選手の頭の中も整理しなければいけない。当然のことである。

今回の結果は、弱者側のQBに関して、いわばプレーヤーの中の監督(QB)が
弱者側のブレインの思惑とずれていたという印象を受けた。
力量ではなく、戦略と方向性のアンマッチ。そんな気がした。

弱者はすべてが揃わないと勝てない。そう感じた。
用意周到の戦略、モティベーション、試合中のアクシデントの対応、メンタル・・・

スーパーボウルは奥が深い。かなり深い。
スポーツの中で、技術・体力・知力・判断力・・・が伴わないとできないスポーツ。
野球の比ではない。野球もこの「考える」部分が軽視されているので、まだまだ
成果を上げていく余地はある!しかも現在の力量のままでの成果アップは可能だ!


来年もスーパーボウルよ!よろしく!!