早朝4時に起床。
講演準備が遅れていて早朝につめることになった。
6時半に準備が完了し、9時に現地に着くように高速道路で車を走らせる。
鵡川といえば、ミラクル鵡川高校、そして「ししゃも」の町。
昨年は、中高一貫の授業と、PTAの講演会を実施した。
今回は、午前と午後二回に渡り、中学生を中心にお話をした。
野球関係者への発信ではなく、あくまでも一般生徒対象のお話。
久々のダブルヘッダーで気合も入る!!!
講演準備の時に、何をテーマにしようか考える。演題ではなく、自分のテーマだ。
「笑い」
数日前のある講演会を聞いて、スゴイ笑いを取っている演者にふれた。
スゴイ!!と思い、今回は中学生ということもあり、お堅い話し方では飽きられる。
「演じる」というのを第一に、笑いを大きな目標にして実施してみた。
少し固い紹介を受け、空気が一瞬止まった状態でスタートした。
それもそうだろう。知らないにーちゃんがいきなり話をしにきたのだから。
さぁ、この雰囲気を打開するには最初の「1分」だ。いや、第一声だ!
自分からその「枠」を外させる第一声が不可欠。最大の難関を通り抜ける。もらった!
子供の時の話、中学での悪さの話、その後にセッションで隣の人と夢を語り、長所を語る。
元気な声が会場にこだまして良い時間が流れる。そして、最後にはしっかり心に残る話をする。
終えてみて、思ったこと・・・
意外に自分の意見を言える子供達。
引き出し方により、子供は話せるしイキイキもする。ようは発信側次第なのである。
だからマッタリしてる、うまくいっていないのであれば教師側の責任か。
子供の可能性を感じた時間だった。
午後、昼食をとり、会場が違うので移動する。
すると、子供達が作っていたカレーが、目の前に。「食べて下さい!」
いいね。料理を通して親の有難味、そして食の大切さを知る。重要な時間である。
そのカレーの具を見ると・・・や、やばい!!!
「にんじん様」だ!!!
じつは、にんじんだけ子供の時からNG。超NG。
でも、一所懸命に作った料理。食さない訳にはいかない。
野菜スティックとか、きんぴらごぼうなんかのにんじんはギリギリセーフ。
でも、ステーキに付いているやつとか、温かいどろっとしたのはNG。
最初に、にんじんを口に放り込む。大きかったので噛みたくないけど噛んで飲み込む。
涙が出る。リバースはとんでもないので、悟られないように飲み込む。
講演前に、涙を流したのは今までで初めてだ!がーお!
話の内容は秘密。子供達は良い時間を過ごしたに違いない。
今日大きく感じたのは「子供達の目の輝き」。
この輝きを消したらいけない。つねに「できる・やれる」のチャレンジ精神を持って欲しい。
そう導くのは「大人」。教師・先生・地域の人、すべての大人が取り組んでいくべきである。
また行きますよ!お気軽に声をかけて下さいね!
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