<青年塾入塾式>
 

 松下政経塾の塾頭を長年やられていた「上甲晃さん」が立ち上げた青年塾。今年で11年を
迎える。その松下イズムを一年間勉強するため今回参加した。どのような一年になるかは、す
べて自分次第。自分変革の一年が今始まった・・・

なぜかイチローの自転車

大正村の歴史ある家

博石館のピラミッド
 決断すると早い。昨年から誘われていた青年塾。今回入塾の決断をした
ひとつの理由は「一番忙しくなりそうな一年だから」である。

断る理由はたくさんあるだろう・・・

「時間がない」「お金がない」「タイミングじゃない」
一番忙しい時だからこそやる意義がある。チャレンジしがいがある。
「志」がテーマになる。いかにして自分の志を磨き、一生を通してやりき
れるか。この一年はスタートするための
準備期間にすぎない。

我が北クラスは(北海道・東北)9名の出発になりそうだ。北海道が8名
東北宮城で1名。女性が2名のスタートである。年齢も20台から40台
までいる。会社から派遣された人、自分から進んで入塾した人、様々だ。

2泊3日で岐阜の某所にて行われた。
全国80名あまりが緊張の面持ちで集まった。当然自分も緊張している。
初日に二日目に行う式典の練習などした。その式典で「決意表明」があ
る。ひとり20秒くらい話す。な、なんと北クラスということと、名前が
「えんどう」なのでトップバッターである。「え」が一番あいうえお順で
早かったみたいだ。80名のトップ。望むところだ!!

どうせやるなら一番が心地よい!

気合の入った瞬間だった。
この3日間でしたことは、大正村へ行って現地の方々にふれあい、グルー
プ討議&発表。クラスごとの余興発表。様々な方々の講演をお聞きした。
掃除の研修もある。近くの高校のトイレを掃除した。掃除の世界も奥が深
く。丁寧に掃除するのはもちろんだが、その掃除道具への扱いにも驚かさ
れた。

青年塾の考え方に「先輩は後輩につかえる」というものがある。全国から
1期から10期までのOBの方々がすべてカリキュラムを設定し準備し、
組み立ててくれている。食事に関してもすべて先輩が人数分を何時間もか
けて作ってくれている。すべて手作りの青年塾。「ここまでやるか」とい
うくらいすべてのことに関してこだわりを持ってやってくれている。
雨模様になって、外を歩いていれば後ろから傘を抱えたOBの方がいる。

与えられるというありがたさ。次回講座からは、すべて自分達が学びたい
ことを決めて、自習自得していく。一番苦労した人が一番得をする。講座
に入る前の準備期間が本当の研修かもしれない。志高い人に囲まれ、磨か
れこの一年で大きく変わっていくに違いない。

「ありがとう」と素直に言えるそんな人になれるように頑張っていこう!