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平成16年10月31日  エントモ秋のキャンプ巡りの旅(二日目)


倉敷マスカットスタジアム

「すんげ〜」

スタンドに花形選手発見!

怪童中西さん

71歳のスイングには思えない




昨日は、某栄養食品の会社で講演をしてから夕方の便で愛媛松山へ入る。
気温20℃。愛媛松山は、NTT時代に春季キャンプで訪れて依頼6年ぶり。
今はないが、NTT四国の球場でお世話になった松山。思い出す。

本日は、早朝ホテルを出て松山市からいざ倉敷へ!

特急しおかぜに乗って、約3時間で岡山、そして在来線で倉敷へと向かう。
本日の目的地は、倉敷マスカットスタジアム。
阪神タイガースの秋季キャンプ地である。プロのキャンプを見るのは初めて。
なぜ阪神かというと、理由がある。
怪童中西さんが、阪神の臨時コーチとして帯同しているとの情報をうけ、中西さん狙い!
今年71歳になる中西さんは、誰もが知る
「打撃の神様」
若手の指導の仕方が非常に素晴らしいとの情報を聞きつけ、楽しみにしていた。

阪神は、若手選手も沢山いたが、赤星選手も参加していた。
赤星選手や今年新人で壁にぶち当たった鳥谷選手、長距離砲関本を重点的に指導。

指導しているところをじっくり見ていると、その「凄さ」が分かる。
しかも、合間をみて、71歳の中西さんが自分でバットを持って打ち出した。
歳をとっても技術は逃げていかない。そんな感じ。
こんな機会滅多にない。倉敷まで足を運んだ甲斐があった。おつりがくる。

ティバッティングの指導をじっくり見たが、面白い指導をしていた。
体の使い方は、自分の指導理論と似ていて色んなことが再確認できた。
びっくりしたのは、赤星選手が中西さんにセフティバントの指導を仰いでいた。
そのバントも、通常バッティングと合い通じるものがあることには驚いた。
その他にも、ノックなどの練習を見ていると色々な「気づき」があり練習方法も浮かんできた。
当初、自分が思っていたよりも大きな成果があった。

本日、雨模様にもかかわらずスタンドに沢山のお客さんがいた。
特に日曜日ということもあり、野球少年が沢山いた。
こういったキャンプが身近に見れる地域の子供は幸せだ。
北海道も、こういった秋季キャンプや春季キャンプを開催して欲しい。
実際問題、寒いなどの理由から無理なことは分かるが、札幌ドームなど上手に利用して欲しい。
やはり、試合より練習の方が得るものは大きく、レベルアップには欠かせない。
本日は打撃の神様の指導を見ることが出来、松山まで帰る三時間は短く感じた。

中西さんありがとう!

 
浅井選手の「ツイスト」      赤星選手のティ(顔の向き)