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平成16年11月01日  エントモ秋のキャンプ巡りの旅(三日目)


街中にあります

スポーツの盛んな学校です

松山城

道後温泉入り口

道後のアーケード街









昨日は、阪神キャンプを見学。本日は愛媛済美高校の練習を見学する予定「だった」。
残念!無念!見学出来なかった・・・。
四国の高校野球の県大会(来春の甲子園をかけた闘い)は、今が終盤。
今年は高知県で四国の上位校が集まって激突。
土日の試合の予定だったが、な、なんと昨日は四国は雨天。一日順延してしまった。
万事休す。同じ四国だが、松山と高知では移動時間がかかりすぎる。
いくら行動的なエントモでも本日は断念。

今回の旅で四国にいきなり入ったのは、済美がメインだったからだ。
しかも試合ではなく練習が見たかった。是非見たかった。何としてでも見たかった。
今年の甲子園の春の大会で全国優勝し、そして夏は駒大苫小牧と決勝を戦う快挙。
女子高から三年でここまでのチームを作り上げた原動力は何なのか知りたかった。
上甲監督の人柄、そしてあの野球。社会人の選手でも興味があることだろう。
某ルートから、どんな野球、どんな感じなのかは聞いてはいるが肉眼で確認したかった。
飛行機で行けば千歳⇒松山は近いもの。二時間ちょっとで着いてしまう。
この謎解きはまたの機会にしよう。

本日は阪神のキャンプも休日のため、終日松山で過ごした。
まずは、悔しいので済美高校の校舎まで行ってみる。
滞在ホテルから徒歩5分程度。そんなに近いと思わなかった。
今回の宿泊先は、JR松山駅付近。数分歩けば松山城が見える。
松山城は、小高い山の上にあり戦国時代を考えれば、攻められにくい地形にしている。
下から攻めれば、上からは丸見え。非常に攻めづらいところだ。
火攻めであぶり出すか、兵糧攻めでしか攻略できそうにない作り。
城の作りもそんな感じで見れば面白い。

松山といえば、道後温泉。坊ちゃんが有名である。
道後温泉本館で温泉を楽しむことにした。
地元のおじさんと談笑し、風呂内にある銅像「子供を抱えた母親の像みたいなもの」について
教えてもらった。「お湯を三回かけて、手を合わせるのだよ・・・」
のぼせるくらい話が弾んだ。
「独身なら良い相手が見つかる。結婚していてこれを「小指を立てる」見つけるっていってもダメだよ」
「病弱な親族がいるなら、治るように御祈りしたら快方に向かうよ・・・」とのこと。
後者にあやかった。面白いおじさんだった。推定70歳の地元の人。

温泉を出た後に、「湯上りビール!冷えてます」の看板に吸い込まれるように入っていく。
地ビールである。道後ビールを楽しみ、温泉を後にする。
市電に乗って、ホテル付近まで移動。
市電の運賃支払いの時、小さい網籠を持っていてその中に皆入れている。なんかほのぼのした感じ。

レトロな感じの一日だった。野球を考えない日もあっていい。