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平成17年3月23日  選抜高校野球開会式

一番最後の行進だった

林主将の宣誓!
本日は、平成17年3月23日。

本年の観戦記一発目は、高校野球の聖地「甲子園」!
北海道では「駒大苫小牧高校」が、選抜大会に選ばれ昨年夏に続き甲子園出場。
組み合わせで、九州福岡代表の戸畑高校と対戦に決定。
大会初日、第一試合という組み合わせ。
相手云々ではなく、初日開会式後の試合というものは調整が難しい。
駒沢だけではなく、戸畑も同じであろう。

開会式では、駒大苫小牧の『林 裕也主将』がクジを引き当て宣誓!
一生の思い出になる宣誓だ。
昔、社会人野球のNTT北海道も選手宣誓を引き当てたことがあった・・。
当時の主将、大村和彦主将が大役を勤め、本人以上に周囲がドキドキしたのを覚えている。
多分、香田監督以下、学校関係者、北海道連盟の方々など緊張して聞いていたことだろう。

その林主将。前日の練習では宣誓で「つまった」らしいが、本番では完璧。
「宣誓っ!」という入りで、しかも手を上げての従来の宣誓ではなく、
落ち着いた話口調の宣誓で、今までのやり方に一石を投じたのではないだろうか。

感動した!

高校生の心情を表現した内容となっており、共感を覚えた。
普段から林主将と接しているが、しっかりしている高校生という印象。
昨年の佐々木孝介主将も素晴らしかったが(現在駒大にて頑張っている)、
キャプテンシーなどは、そっくり受け継がれている。
主将がしっかりしているチームはまとまりがあり、見ていて気持ちよい。
今年も大いに期待できるのではないだろうか・・・

もうひとつ感動したこと。
それは国家斉唱!大阪市内の高校女子生徒がアカペラで斉唱。
素晴らしい国家斉唱だった。
国家は滅多に聞く機会はないが、社会人野球の全国大会でも、開会式で聞いて鳥肌が立つ。
これから始まる死闘に胸踊らせ、そしてこの国歌斉唱で気合が入る。
自分が大会のフィールドに立っていなくても、久々に鳥肌が立った・・。

本日は、雨模様で試合は順延となった。
寒くて風も強く、「春の甲子園」という感じだった。
この時期は、3日連続同じ天気にはなかなかならないらしい。
毎年、雨天にて順延等、必ずあるが選手には晴れの舞台なので、ベストな状況で
プレーさせたい。夢の舞台。たった数人しかプレー出来ない聖地。
今大会は、どんな結末になるのだろうか。
極力、滞在中は、甲子園に出向き試合を見て、観戦記に書き記したい!