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平成17年3月24日    第77回選抜大会 神戸国際大学付 VS 甲府工


甲府 三森投手

神戸 大西投手
本日は、平成17年3月24日。

本日の第二試合、神戸国際大学付 VS 甲府工を観戦。
寒い、寒い。気温が低くなってきた。第一試合では日も差していたがこの試合は雨模様。
選手がちょっと可愛そう。午後からは雨の予報。

前評判どおり、好投手同士の対戦。
甲府は、右腕エースで4番の中心選手の三森投手。
この日のMAXは、139キロながら、スライダーにキレがあった。
コンビネーションが抜群で、今後大きく成長していくことだろう。
対する神戸は、左腕大西投手。見るからに気が強そうで、投手らしい。
この日のMAXは、133キロ。変化球に特徴がある投手。
この投手の一番の武器は「ハート」か。気持ちが前面に出ていて見ていて気持ちが良い。

前半は互角の投手戦。
神戸打線は、三森投手のキレのある球に凡打を重ねる。
甲府打線は、大西投手の変化球を振らされている。スイングが出来ない。

動いたのは、7回。甲府打線は、2死1・2Rのワンチャンスをものにする。
甲府が先制。
このまま1−0で終戦かと思われた展開に、ひとつのプレーが大きく変えた。
8回先頭打者がヒットした後に、2番打者がバント。しかし小飛球となった。
一瞬、三森君は迷ったが、ダイレクトに捕球。
・・・。
ダブルプレーに取れた。バッターランナーは走っておらず、ワンバウンドで捕球し上手
くやれば併殺に取れたのだ。しかし、出来なかった、やらなかった。
その直後、残った走者がスチール成功、そしてタイムリー連発!
一挙、4得点。1−4逆転。
ひとつのプレーが、戦況を大きく動かした。
何気に行ったバント処理。
大きな落とし穴があったのだ。野球は面白い。しかし、怖い。
ひとつのプレーが、試合を左右してしまう。
結果論だが、あそこで冷静に併殺にしていれば甲府が勝利していた確率はかなり高い。

1−4終戦。

甲府は良い経験をした。目の前に迫った「甲子園の勝利」。
しかし、手の中にあるようで、するっと抜けていった。
野球の怖さを体感したことだろう。
『ひとつのプレーの恐さ』
ゴール地点が見えた時に、意識した時に、悪夢は始まる。
人間誰しもゴールが見えたら、スピードを緩めたり油断するもの。
勝負事は終わってみなければ分からない。
展開など当てにならないもの。誰しもが、8回には甲府の勝利がよぎったことだろう。
しかし、エントモは9回2死Rなしから6点取って大逆転した経験がある。
嘘のような本当の話である。

これで駒沢の2回戦は神戸となった。
面白い戦いになるだろう。神戸国際大学付は、昨年の近畿大会の覇者。
チーム力は互角。ちょっとしたワンプレーが展開を左右するだろう。
春の甲子園の女神はどっちに微笑むのか?
神戸、大西投手。手強いぞ!

さて、何が勝負のあやとなるのか・・。