観戦日記トップへ戻る
平成17年5月8日    エルムファイターズ VS 北郷サラブレッツ


エルムベンチ!

応援ありがとうございますっ

中学生並みの体格!

くり下ろす球は、剛速球!

本日は、平成17年5月8日。GWで連休を取っている人は、10連休最後の日。
札幌は肌寒く、ちょっと野球をするにはキツイ天候だ。
しかし、この連休は練習試合で各地は賑わっているはず。
ここで頑張ってレギュラーを勝ち取ろうとしている選手、ここで調子を上向き
にして、地位を確立しようとしている選手。様々な思惑があることだろう。

さて、本日は初めての少年野球観戦。
エントモが少年時代に入っていた「エルムファイターズ」の試合を観戦。
自分の子供の時代を思い起こし、「どうだったかな〜」と考えながら見た。
現在は、平日の放課後、クラスの子供達が集まって野球をする光景を見ない。
こういったチームに所属した子供達は野球を楽しむが、そうでない子供達が
実際に「野球にふれる」ことは、ほとんど皆無。
遊びの中で覚えていく野球。無くなっていることが寂しい・・。

試合に目をやると、小学生がする少年野球だが、体が中学生並みの子供発見!
エースで4番を打っているが、小学生には一見みえない。
球も速く、「こりゃ打てないぞ」と思いながら試合を眺めた。

北郷サラブレッツ

エントモが少年の時のユニホームとは変わっているが、昔からあるチーム!
「懐かしいなぁ」と目を細める。
体は大きいが、まだ骨も成長期の子供。外見は子供だが、中身は子供。

『投げれるけど、投げない』

球数をセーブして育てる。怪我のないように周囲は気を使ってやる。
当然、発育期には必要だ。今後の野球人生が、エントモみたいに怪我と
付き合っていくようにはなって欲しくない。
勝ちたいけど、勝利優先ではなく「体優先」が少年野球。
子供の体のメカニックを熟知して、こういったダイヤモンドの原石を育てて
欲しいと、個人的に強く思う。

懐かしく思ったのは、もうひとつある。
応援合戦。歌みたいにして「ビルの屋上までかっ飛ばせ〜♪」、微笑ましい。
エルムファイターズを観察すると、捕手から投手への送球時に、2遊間が
しっかりカバーしていたり、外野のカバーリングなど、球の無いところでの
動きが完璧。恐れ入った。全力で動く子供達が素晴らしい。
指導者の指導の賜物だ。
結果は、2−3でサラブレッツが勝利。
色々なミスなどで決勝点が入ったが、失敗から学ぶことは多い。
子供達は
悔し涙を流していた。

感じるところがあった。
いつから、大人は悔し涙を流さなくなったのだろう。
勝負ごとにおいて、「悔しい」と思う気持ちは大切だ。
泣く事は恥ずかしい事ではない。
次につながる大粒のダイヤ。
目から落ちる価値ある液体である。
喜怒哀楽を表面に出すのも人間。
一生懸命な子供には手を差し伸べたくなる。
今年は少年野球を沢山観戦出来そうだ・・・。