観戦日記トップへ戻る
平成17年7月9日    室蘭シャークス VS JR北海道


代走 桑原選手(駒苫出身)

好打者の左が多いチーム
本日は、平成17年7月9日。

都市対抗の季節がやってきた。社会人野球の季節である。
一昔前の都市対抗北海道予選は、6月の後半に決勝リーグが行なわれていた。
それから比べると、ちょっと遅い日程だ。
この時期、円山球場の風は追い風であったり向かい風であったりする。
6月の後半だと、追い風が多い。いわゆる「ホームラン風」
金属時代は、ちょっと手がつけられない状況になる。
昔のNTT全盛時代は、エントモが4試合で3本本塁打を打っても目立てない。
他のクリーンアップの打者が、4試合で5〜6本打っていた。
3人ともである。たぶんこの記録は破られないであろう。
3〜6番打者で20本前後も本塁打を打つ。破壊力満点の打線。
その年は、全国でもNTTの打線が注目され、本大会(東京ドーム)でも
大会記録の乱れ打ちだった。もちろん、大会記録は1試合の本塁打の数。
相手にも派手に打たれていた(笑)

この時期になると、現役時代を思い出し言葉は悪いが「死んでも勝つ」といった
気持ちで望んでいたのを懐かしく思う。
試合前、発券売り場に先輩の井城さんや、昔職場が一緒だった大沢さんがいた。
久々にお会いして、なんか元気をもらった!

さて、試合は一方的にJRペースになった。
室蘭シャークスは、以前、補強選手でお世話になったこともある。
また、数週間前に室蘭で講演した経緯もあり、気になっての観戦。
選手の動きがちょっと点差が離れるにつれて、緩慢になったように見えた。
気のせいか・・・。
自分の時代は、点差が離れても「ゲームセット」の声が響くまで諦めなかった。
自身の経験で、9回2死ランナーなし5点差をひっくり返した経験からか。
野球は分からない。本当に分からない。
でも、選手の動きからは読み取れなかった。残念。

今期、室蘭は監督が鈴木監督になった。
同い年の監督で、仲の良い間柄。チーム立て直しに奮闘中だ。
個人的に応援している。

さて、気になる選手が出場した。途中から代走で出場。桑原選手だ。
昨年の駒大苫小牧の優勝ナインで、一番や二番を打っていた桑原選手。
代走だったが、エントモは目を細める。
今後、活躍する選手のひとりだろう。
若いJRのチームにとけ込んでいる様子。安心した。
JRは投手が安定している。東京ドームから7年遠ざかっている。
本大会を経験している選手は、たぶんいないだろう。
経験では劣るが、若いだけに勢いがある。
昨日、サンワードに勝利して王手。高岡監督の悲願の代表まであと1つ!