北海魂
岩東の応援団長(?)女性
(新聞記者からの取材かな)
冷静な北海ベンチ
北海十島君の素早さ!
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本日は、平成17年7月18日。
高校野球を円山球場にて観戦。
第三試合で古豪北海と進学校岩見沢東の対決を観戦。
両校とも、冬のエントモ野球講演を聞きに来てくれているので応援にも力が入る。
北海は、今年数回試合を見ているが、今年のチームは打線が整えば精度は高い。
投手が数名いるのが強みだろう。
岩見沢東は、以前グランドにも伺っており、藤盛監督が工夫して子ども達を助力。
近年、地区予選で勝ち抜いて全道へ進出しており、監督の手腕が大きい学校だ。
初回、岩見沢の攻撃。
いきなり「!」ビックリマークがエントモの脳裏によぎった!
北海のセカンド、十島君がセカンドベースよりの打球をギリギリで好捕し、
ショートにグラブトス。高校のレベルで初めて見たプレーである。
練習でする選手はいるだろうが、甲子園のかかった最後の大会。
すんご〜い選手だな・・・と背筋に冷たい汗が。
そのビックプレーの後の北海の1回裏。
2死から小熊君がしぶとく2点タイムリー。
続く、2回にも北海は、2死からタイムリー。この展開はチームに勢いをもたらす!
岩見沢は4回表、1死1・3塁のチャンス到来。しかし無得点に終わった。
「チャンスの後にピンチあり」
定石だが、本当にそうなるのが面白い。
先頭のショートゴロを失策。試合がまた動きやすくなる。
選手としての考え方は、チャンスの後だから「特に守備機会では攻める」といった
考え方が望ましい。油断したり、気持ちが守りに入ると結構マイナスの方向にいく。
誰しも経験があると思う。
強いとされるチームに対し、ミスは致命的。
5回裏、北海の攻撃。
1死から美馬君がヒットで出塁し、盗塁。捕手は暴投してしまう。
その後、スクイズ成功、そしてスクイズを外して3塁に暴投。
バント守備で暴投。盗塁時に捕手が投げた球を野手が落球。
いつもの練習の成果が、最後の最後に出ない。辛いところだ。
岩見沢は5回までで6失策。
岩見沢は、そんな試合展開でも「野手間の声の掛け合い」は素晴らしかった。
最後まで諦めないで、自分達の野球をしようとする姿勢は感動した。
結局、北海が7−0で完封した。
岩見沢東は、また来年このフィールドに戻ってくるだろう。
なぜならば、
最後まで諦めない姿勢は後輩に引き継がれ、良いものを作り上げる。
期待しよう、来期のチームに!
北海の石村投手は推定130後半の速球だったと思う。
投げるリズム良し。スライダーも切れていた。
何といっても「体がキレている」ように見受けられた。
余程、今大会のコンディショニングが上手くいったのだろう。
今大会の北海は近年のチームより良いと思う。
駒大苫小牧との決勝も見てみたいと、個人的に思いながら円山を後にした。
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