平成17年8月9日 旭川工業高校 VS 済美高校
初のアルプス応援
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本日は、平成17年8月9日。
甲子園球場にて北北海道代表の旭川工業高校と前年度準優勝の済美高校との試合を観戦。
朝一番の試合ということで慌しい観戦となったが、春の甲子園以来の観戦となった。
やっぱり広くて外野の芝もきれいで素晴らしい球場。
曇りの天候で、風もあり涼しい観戦となった。
初めてのアルプススタンドでの観戦となったが、風の向きが結構頻繁に変わる。
野手は、1球1球確認しないといけない。
新聞では、旭川工業のエース中山君が調子を崩しているということで心配。
投手は、ちょっとしたコンディショニングの失敗で自分の投球が出来なくなる。
済美の福井君は札幌でケーブルテレビで県大会の決勝を見たが昨夏より良くなっている。
福井君から得点するのは、ちょっと難しそう・・・と思った。
試合は旭川工業の先行で始まった。
初回、1番石沢君が初球攻撃!積極的に打っていく姿勢が伺えた。
済美の初回、1番の藤長君が四球。
四球から始まる試合は、初回得点の可能性が結構高い。
案の定、四球・ヒット・失策で、0死満塁。
ライト前タイムリー、右中間三塁打、センター落球三塁打で一挙5得点。
電光石火の攻撃。
初回の不安定な守りに容赦なく攻め立てる!!
3回、旭川に好機が訪れる。
1番石沢君が初ヒットを打ち、2死1・2R。
二塁Rのシャッフルがイマイチ悪いなぁ・・・と思った瞬間に、センター前ヒット。
スタートが悪く、本塁で憤死。細かいことだが、2死で帰ってこれない走塁だった。
シャッフルして、インパクトの時に止まってしまうR。
あれじゃ、ホームベース上では3〜4歩は違う。
初回以降、中山投手はMAX128のストレートと変化球を上手く使い済美を翻弄する。
粘って凌いでいるとい感じ。本調子ではないのに頑張っていた。
5回、旭川にまたまた好機。
7番山本君が左中間に二塁打。その後が続かない。
5点差で作戦が難しいところ・・・。強行し2死2Rとなる。
2死で2ストライクで、2Rはストライクゾーンでは「GO」である。
しかし、レフト前の打球で今回も帰れない。
「走塁って大切!」
と、勉強させられた瞬間でもあった。
その後、済美は1点を追加し、6−0で勝利。
旭川としては「1点」を取りたかったが、中盤以降、互角の戦い。立派だった。
済美は色々な課題が見えた試合だと思うが、1試合ずつ進化していくことだろう。
今大会も、済美の勢いは続くかも。二戦目以降も興味深い。
憧れの聖地で、思い切ってプレーできる。
アルプススタンドで観戦し「いいなぁ」と思った。
昨年の秋に、広告代理店の計らいで「甲子園で野球をしよう」といった企画に参加。
大人になった野球児が、甲子園で試合をする。そんな企画。
捕手をし、サードを守り、最後には投手もした(野球の神様ごめんなさい!)
その時の感動が、また甦った。
スタンドから見る風景、グランドから見る光景、全然違う。
選手は、今、精一杯野球が出来る喜びを胸に、感謝の気持ちを持って頑張ってほしい。
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