平成17年8月11日 福井商業高校 VS 日本航空高校
好カード!
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本日は、平成17年8月11日。
本日の第三試合を甲子園で観戦。
朝から同じ席で見てると、腰が痛くなりおしりも痛くなる時間帯。はい。痛いです。
試合前に、エントモなりに試合展開を読む。打の日本航空と、投の福井。
そう簡単には福井の林投手は打てないだろうと予測・・・。
初回、福井の林投手は、140キロ台を連発。144、145を連発。
近年の高校野球児の球速は上がった。
しっかりとした体の仕組み、そしてトレーニングや食事、様々な角度で気をつけている
学校は多い。
先頭の前島君を144キロで三振を取ったが、2番の新井君には速球を痛打される。
ちょっと、ストレートに頼りすぎている配球。
3番福江君の時に、エンドランを敢行。見事、ライトの頭上をやぶる三塁打。先制。
その後、6番向井君も思い切ったスイングでセンターの頭を越える。
日本航空、思い切りがあるスイングだ。速球に対しみっちり練習してきたに違いない。
単調な出だしの林君から二点先制。
一方、日本航空の毛塚投手も好投手。
ストレートは140キロを計測。重そうな球質に見受けられた。
立ち上がり、先頭の奥田選手に死球を与えたが、気合の入った力投で後続を断つ。
3回、好機が福井に訪れた。
セカンドの何ともない失策(送球ミス)から始まり、バントで送った後、タイムリー。
押し出し、タイムリー、ワイルドピッチ、内野手失策・・・。
守備の乱れで一挙5得点。ヒットは2本しかなかったのに、5得点。日本航空の自滅。
続く4回福井の攻撃、先頭の四球からセフティバントの成功、タイムリーで2点追加。
あっという間に、7得点。手塚投手をノックアウトにする。
4回裏、8番鈴木君がスライダーをレフトスタンドに!1点返し、7−3。
取られたすぐ後に取り返したのが大きい。選手のモティベーションの維持にもなる。
この試合、バントのミスが多かった。中途半端な体勢でのバント。
失敗する要素がありすぎる。
送れると攻撃にリズムが出てくる。両チーム「荒い試合展開」だった。
日本航空は、初回ストレートを狙う打ちされた林君が、二回以降変化球主体に変えたが、
中盤で捕まえる。5回、1死満塁から1点返しなおも2死からしぶとく2点タイムリー。
6回も四球でチャンスをもらい、バント失敗するもヒット。
ワイルドピッチで1死2・3R。
中盤以降、福井はバッテリーミスが痛い所にでる。タイムリーで追いついた。
こうなれば日本航空のペース。福井は左腕の齋藤投手が登板するも、勢いを止めれない。
7回裏、ヒットとバントで2進した後、またもやワイルドピッチ・・・。
その後、1死3Rでタイムリー。この日当たっている8番鈴木君。
打順で考えるのではなく、ついてる打者、その日感じの良い打者は警戒すべき。
「細心の注意」
って感じではなかった。結局、福井もシャープな打撃で打ったが、力及ばず。
最初の予想と反し、乱打戦で終戦。
この試合、つくづく、「投手はスピードじゃない」と思った。
林君は、球は速いがどちらかというと、ストレートとスライダーの組み合わせ。
場面でアンバランスで偏る傾向がある。2分の一で狙い打たれたらキツイ。
今後、上の野球でそういう駆け引きを覚え、活躍するだろう!素材はピカイチだ。
これで、駒大苫小牧の対戦相手は決まった。日本航空だ。
ここでのコメントは差し控えるが、良い試合になるだろう。
今から楽しみだ!
一日甲子園にいて疲れた。けど、今晩はゆっくり寝れないな。
政治でよく使われる「想定外」。
分かるような気がします・・・
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