小山捕手、活躍！
１０安打打たれて１失点！
甲子園での校歌 |
本日は、平成17年8月15日。
この試合は３回戦。強力打線の日本航空と、投打バランスがとれている駒苫の対戦。
今日の先発は、駒苫は田中投手。春の甲子園で好投した逸材。
一方、日本航空は毛塚投手、予選からの必勝リレーが予測される。
初回日本航空、先頭の前島君が三振。１４４キロのストレート。
３番福江君が内野の後ろにポテン。
予定通りの完璧な立ち上がり。この試合、初回が大きな鍵と思っていた。
逆に駒苫の初回、林君のショートゴロを暴投。先頭が出塁。
本日二番に入っている岡山君が、バントをファールして追い込まれる。
その後、強攻してレフトに２塁打。辻選手がライトに飛球で先制。
２回駒苫、１死から五十嵐君にセンター前ヒット。
大阪に入って苦しんでいた五十嵐選手がヒット。
次打者の田中君にエンドラン。香田監督動いて成功。
１死１・２塁となり、小山君に四球。
逆の展開を意識していたであろう日本航空は、ピンチを迎える。早い継投。
毛塚投手に代わり、長岡投手に。１死満塁で１番好打者林君。逃げ道はない。
代わった長岡投手押し出しの四球。２点目。制球が安定しない長岡君。
続く岡山君が、安定しない長岡君の０−１からヒッティング。積極性が伺える。
「見ていかない姿勢」
相手にとっては嫌な展開。その後、思い切って叩いた打球はポテンタイムリー。４点目。
電光石火の攻撃。続く、当たっている辻君は投手強襲ヒット。満塁で４番本間君。
０−２から本間君はスライダーを狙いすましたように２塁打。６点目。
ストライクがハッキリしていて打ちやすい。
狙い通りの攻撃で、思わず拍手が出るエントモ！
４回駒苫、悩みの２番岡山君にセンターオーバーの二塁打！次戦への大きな１本だ。
１死３塁で４番本間君が簡単にセンターライナー。打線が復調。７点目。
ヒット７本で７点。
乱打戦を覚悟していたこの試合。打つほうは予定通り。
ここまで無失点の駒苫バッテリー。予定通りの配球であろう。
特に小山捕手を褒めたい。冷静に考え、そしてワンバウンドの捕球も体で止めている。
努力の苦労人が、ここにきて仕事をしっかりしている。
５回駒苫、先頭の五十嵐君がヒットで出塁。送って２死から林君がタイムリー。
欲しい時にタイムリーを打つキャプテン。レベル高い。５回終了、８−０。
想定外のワンサイド。
６回日本航空の攻撃、二番新井君がセンターに目の覚めるような打球。
３連打で無死満塁。
５番の向井君、２−３のカウントで１４５キロの速球で３連ファール。
次球で高めの球を三振！代打の竹内君を渾身の速球で浅い８飛。結局無得点。
気力でピンチをカバーしたバッテリー。すごいです！！
ピンチの後にはチャンスあり。先頭の辻君がスライダーを狙い打ちの本塁打。
日本航空は、こういったチャンスの後の先頭は細心の注意が必要だが不用意に入った。
９−０で駒苫リード。
８回、日本航空は２死から代打保坂君が本塁打。
三振が多い分、球数も多くなってくる。
その後、２塁打、四球とし、田中君から吉岡投手にスイッチ。
吉岡投手は１３６キロのキレのある直球で火消し。
９回もピシャリ抑えて、結果、１３−１。
振り返ると、初回の日本航空の４番板花君の痛烈な打球をサード五十嵐君が好捕。
このプレーが試合を左右した！ちょっとしたプレーだが大きな意味を持つ。
「危機管理」
この言葉が、この試合にぴったり。
次の試合はまだ決まっていないが、負ける要素を少なくして望むことだろう。
今日の勝利は色々な要素が含まれている。
吉岡投手の試せたし、一年生の佐藤君も使えた（ヒット）。
田中投手は１２奪三振だったけど課題点も見つかった。次戦まで修正出来る。
う〜ん、強いね駒苫。あと３つ！
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