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平成18年05月05日  駒大苫小牧高校 vs 北海学園札幌高校
        

よろしく

菊地投手の力投

駒苫ベンチ前

意外に少ない!
200名位かな・・・
午前中より試合が行われていた。
駒苫、旭川竜谷、北海学園札幌との3つどもえでの練習試合。
どのチームも駒苫相手になれば、エースをぶつけたり自分達の位置を
確かめようとガチンコ勝負してくる(に、違いない)

連休ということもあり、各チーム連戦で選手の疲労もピークだろう。
そのピークの体に、今日のこの寒さは堪える。体感温度はかなり低い。
練習試合の見方は、結果二の次。
どういう意図で選手は動いているかが練習試合では大切。
投手の配球の意図、打席内での待ち方など視点は様々だ。
駒苫のある選手(打者)を注視し、最近の活躍の裏づけが見たかった。
すると、「なるほど」と思わせる待ち方をしている。

昨年までの二年を考え、打線を考える。今年の打線はどの位かなと。
詳細は避けるが、見る人が見れば気づくと思う。
一試合目とは裏腹に、この試合、点数差では競っている。
全力プレーはいつ見ても気持ちが良い。
選手の道具の置き方をみると、一寸も乱れのない置き方。
野球以外のことに対しても、気を配っていることに気づく。うんうん。

失策の少ない試合は、見ているほうも面白い。
駒苫は、新しい選手が2試合目は出場しており、層の厚さを伺える。
練習試合の位置づけ、コンセプトが見える。

初回駒苫は一番の岡川君が先頭打者本塁打。
二番の鷲谷君が四球の後、三番岡田君が2点本塁打。
あっという間に無死で3得点。
三回の駒苫、2死から三連打で2得点。どこからでも得点できる。
北海学園札幌も黙っていない。
3回、駒苫に5点リードされた後に、タイムリーなどで3得点。

中盤で5−4駒苫リード。このまま駒苫が逃げ切った。
駒苫は、4投手を投入。監督が見極めているといった感じ。
選手も、それなりに期待にこたえる。
しかし、100名を超す選手がいるので、並大抵のアピールじゃ弱い。
監督の目に留まる動きや活躍が練習試合でも求められる。

競争

競争で生き残った選手は、やっぱりここぞという時に活躍する。
温室育ちだと、逆境に力を発揮できない。
北海学園札幌は、自信になっただろう。
観客・ベンチの声に耳をすますと、公式戦なみ。
夏まで二ヶ月弱。どこまで駒苫は進化するのだろうか。

楽しみだ!