本日の第三試合は、札幌第一と岩駒との対決。
第一は、地区予選で札幌南高校を撃破し全道大会に進出した。
投手力はやや劣るものの、機動力と打撃でカバーしたいところ。
岩駒先攻、第一後攻で始まった。
いきなり、初回目を疑うシーンが。
岩駒の選手が、初回飛球を内野に打ち上げた。
すると、打者走者が全力で走らない。一瞬凍りついた。
初回、岩駒は2死から死球・ヒット・四球で2死満塁。
6番打者が凡退。先取点ならず。
6番打者の話は以前、ホームページで書いたが、非常に重要な打順。
初回の2死満塁で回ってくる。その好機に1本出るかどうかが展開を左右。
だから、勝負強い選手を置くと、初回に先手が打てる。
今日の試合は偶然この場面に出くわしたので、改めて6番の認識を再確認!
岩駒の先発の白崎君は、体も大きく、真上から投げ下ろす投手。
130中盤のストレートを投げ込み、110キロ弱の変化もある。
初めて見たが、なかなかのストレート。
しかし、コンビネーション、他の変化球の精度は今後の課題だろう。
(今日のマックスは、139)
二回第一は、先頭の4番五十嵐君が死球で出塁。
5番の川村君がバント失敗。痛い。その後スチール失敗。好機をつぶす。
三回、試合が動いた。
1死から9番一條君のレフト2塁打でチャンスをつかむ。
1死1・3塁で、2番細田君。ライトに微妙な飛球が飛ぶ。
三塁ランナーは、普通にタッチアップ。
しかし、微妙な打球だったので、1走が飛び出す。えええ!
ボーンヘッドだ。ライトから一塁に送球しダブルプレー。
しかし、三塁からのタッチアップが、ほんの少し早く生還し得点。
第一らしくないプレーが続く。
大会の初戦は、どこも難しい。選手のモティベーション、体調・・。
ちょっと空回りしている様子。でも第一は札幌では実力上位。
四回岩駒。また目を疑うシーンが飛び込む。
先頭打者がサードにライナーを放った。打者走者走っていない。
ライナーを落として、一塁に投げてアウト。
真面目に走っていればセーフ。唖然とする。
なぜ一所懸命に走らないのか?疑問符が頭を横切る。
中盤まで、投手戦になり、1−0のまま七回まできた。
七回岩駒。先頭打者が待望の出塁。
バントするものの、第一の攻守に2封される。四球で1死1・2塁。
エンドランみたいになって、1死1・2塁でファール。
ん?次の瞬間、また走者が飛び出し、投手が挟んでアウト。
良く分からない攻撃で、チャンスをつぶす岩駒。
三回以降、第一の打線は全く打てなかった。
岩駒がチャンスをつぶしている時に、たたみかけれない。
白崎君は、ストレートの球威はあるものの、単調な投球。
しっかり短く持って、打ち返せばさほど難しくもない。
夏の重圧か。1点で、守りに入っているようにも思えた。
第一の柏谷君は、軟投派。入りが甘いので、まだ岩駒はチャンス。
八回試合は大きく動いた。
岩駒の先頭がセンターを越す長打。
打者走者は二塁に到達し、ベンチにガッツポーズ。
・・・
あの〜、プレー終わってないんですけど・・(苦笑)
第一の中継が乱れて、球が転々としている。
だけど走者は走るのを止めて、ベンチにガッツポーズ。閉口。
岩駒は走るという行為を、しっかりできていない。
走塁は、打撃と違いスランプはない。
やれることをなぜしないのか?普段の練習が浮かぶ。1度ならず3度目!
ここから岩駒は3得点。逆転に成功。
でも、もう、見る側がしらけている。興ざめした。
最終回に、審判に接触したりしてすったもんだしたけど、
結局、第一が普段の力を発揮できなかった。夏は難しい。
今日は、走ることの大切さを感じることができた!
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