札幌光星といえば、サッカーで有名な学校。
札幌地区予選で、札幌日大を撃破し全道に駒を進めた。
勢いがある札幌光星。光星といえば、北海道内でも財界のOBが多い。
この快進撃は、多数いるOBを興奮させているに違いない。
北海学園札幌を一回戦で撃破し、波にのっている。
対する小樽は、函館中部を僅差で勝利し2回戦に駒を進めてきた。
小樽潮陵といえば、二年前、春の全道で決勝まで来ていた。
確か、決勝で駒苫と対戦していたような感じがする。
その時も、サイド気味に投げる投手で勝ち上がってきた。
今のチームのエースも、ちょいと変則気味の投手。似ている。
光星のエース柳原投手もサイドなので、同じようなタイプが投げ合う。
この試合、先制点によって大きく流れが動くと予測。
最初にチャンスを掴んだのは、小樽。1死からバントで手堅く送る。
8番村本君が、ライトにヒット!
ランナーがサードベースを回る!
スライディング・・・タッチアウト!!
光星は堅守で得点を許さない。いいです!これぞ高校野球です!
その裏に試合は動いた。
試合が動くタイミングは、チャンスをつぶした時に動くことが多い。
つぶした後には、慎重に守備側は入らないといけない。
2回裏光星の攻撃。
先頭の柳原投手が死球で出塁。光星スタンドは一斉にブーイング。
応援の形態も、サッカーみたいな応援で、野球場では新鮮。
バントで送って、次打者も死球。大きなブーイングがこだまする。
全校応援の後押しもあって、7番小野寺君が右中間に走者一掃三塁打。
2点先制。その後、外野手痛恨の落球で、3点目。
光星が先手を取った。
光星の柳原投手は、135キロを計測。
130キロ前後の球を、左右コーナーに投げ分ける。
なかなかの好投手だ。先取点をもらって、余裕すら出てきた。
小樽もヒットは出るものの散発。
4回裏光星の攻撃。
ヒットを送って、ヒット。1死2・3塁。内野ゴロの間に4点目。
小樽の岡田投手は、変則的フォーム。
130前半までスピードは出る。意外に打ちづらそうな投手か。
光星が得点すると、スタンドは全校応援の生徒がウェーブ(笑)
いいね!学校全体の後押しがミラクルを導いているようだ。
4−0で終盤7回。
光星は、相手失策でチャンスを作り、バント。これを失策。
長打を絡め、相手ミスで、7点目。な、なんとコールドだ。
小樽は、痛いミスが連発し、無念の敗退。
光星はのっている。
札幌地区予選では、強攻でチャンスをつぶしていた。
しかし、全道に入ってバントを多用している。
これが勝ち進んだひとつの要因になっている。
今日は、バックネット裏で観戦したが、サイドスローの攻略を考えながら
観戦していた。社会人時代も横投げに対して、様々な攻略をしてきた。
もし柳原投手を打ち崩すには・・・と勝手に想像していた。
準決勝の駒大岩見沢戦は、タフな試合になるだろう。
ひとりで投げ抜いてきた柳原投手。
これからは、体の調子、メンタル面でのコンディションが大きな鍵。
光星のサブマリンが、また円山でミラクルを呼び込めるか期待!
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