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平成19年03月21日 北海道東海大旭川 vs 静岡大学
        

静岡三保にある球場

気温は15度くらい・・・
昨日の夜に静岡に入る。
久々の新幹線。そして静岡駅から三保まで車で40分くらい。
東海大旭川の合宿所に入る。
夢へのお手伝い。気合の入る瞬間。

今日は(3月21日)静岡大学との練習試合。
大学野球はなかなか見る機会はない。以前、がっかりして球場を後にした。
レベル云々より、姿勢が気にくわなかった。札幌の大学だった・・
高校生は一生懸命、社会人野球も必死。
なぜその間にある大学野球は、ダラダラ感があるの?と思っていた。
昔の悪いイメージは置いておいて、今日から数日大学野球に染まる。

午前中から旭川の打撃練習を見たが、なかなかタレントも揃っている。
個性豊かで、面白そうなチーム。指揮官のモティベーションも高い!
少し前に、単独でチームに話をしたことがある。
話はしたけど、動きを本格的に見るのは初めてである。

気温は15度ちょっとか。しかし風も少なく日光で暖かく感じる!

今日の旭川のオーダーは先頭から4名が左打者。
今日の観戦ポイントは、いかにして「当たり前のことができてるか」

・ ヒットの後に、帰塁時に背を向ける・・・NG
・ 長打時に、ベース前でスピードを緩める・・・NG
・ 2Rからヒット1本で本塁に生還する時のスピード・・・NG
・ 野手がインプレー中に球に背を向けている・・・NG
・ 走力のある選手が、最初から動けない・・・NG


などなど、走ることについて問題が浮上してきた。
これは、意識すればできることである。ここがひとつの課題となった。
一方良いプレーもあった。

1Rがゲッツーを崩すためのスライディング。素晴らしい走塁。
おっ、なかなかいいぞ!

細かいところを言えば、打者の個人的課題、投手の課題はある。
それはこれから埋めていけば問題ない。
大切なのは、よくなる「方向性」を知ることだ。
ただなんとなく、ただ感覚で、打った守った抑えた、じゃいけない!
いかにして理想を描き、それに近づいていくかが日本一への道。

結果は以下のとおり

静岡大学  002021010  6
東海大旭川 00321101×  8


さて、試合後に練習となった。
チーム課題の守備練習を行った。近くから観察する。
すると試合後の練習なので、なかなか声も出ないし元気もない。
そちらかといえば、「だるい」みたいな気持ちが垣間見れた。

そこで・・・

選手に集合をかける。
マウンド上で、話す(話した内容は秘密)

選手が納得して、その後自主的に動いた。
この時に、状況が変わらないのであれば北海道に戻っていた。
その位、彼らの「やる気」を確認した。ここで思ったこと。

こいつら、やればできる!!!

その日の夜にミーティング。エントモ的ミーティングを実施。
エントモのやり方は少し変わっている。(秘密)
選手に明日以降のやるポイントを伝える。
どちらかといえば、メンタルアドバイスに力を注ぐ。
選手個人との対話も忘れない。そんな初日だった。

選手との信頼関係を築くことが最初の重要なポイントになる。
どの層でもやることは一緒。駒苫でうまくいったやり方を実施!

明日以降の試合が楽しみだ!!!