観戦日記トップへ戻る
平成19年05月26日 東海大旭川 vs 函館大
        

佐藤投手その1

佐藤投手その2

佐藤投手その3

苫小牧の緑ヶ丘にて大学野球を観戦した。
息子の運動会が順延になり、一路苫小牧へ車を飛ばした。
函館も旭川も道外の選手が多く目立つ。多国籍軍同士の戦い。
今日は寒く、15℃を下回る。小雨が降るコンディション。

東海大の先発は絶対的エース、佐藤投手。
初回から140キロ台を計測する。
函館の投手は軟投派。スライダーが特徴的。

ん?

球審、ストライクゾーンがかなり広い。いや広すぎる。
外2個、内1個。真後ろから見ていたが打者がかわいそう!
高低は?ん???広い。高めが特に甘い。
両チームの打者が自信を持って見送った球がストライク。

ゾーンが広いと野球のレベルが下がる。論文でも書きたいところだ!
その土地のレベルを左右するのも審判。(極論だけど)
これは社会人野球の時に強く思っていた。

広いと、
投手が死ぬ。
その試合はいいけど、全国大会では狭い。ほとんど狭い人ばかり。
だから投手の感覚がずれて、そして全国大会での実戦で苦労。

広いと、
打者が死ぬ。
ストライクが広くなれば当然ボールに手を出す。
本来届かないところに対し反応していく。崩す。

昔、社会人野球時代に、捕手をして審判に苦言したことがある。
企業チームとクラブチームの時に、暗黙に企業に対し甘くなる。
この文を見て現役審判の人は反論するだろう。
でも、実際には甘くなっていた。これ事実。
試合進行ゾーンみたいな感じ。
これを良かれとしていただろうが(昔の話だが)こっちが困る。
投手の感覚も甘くなり、狂ってくる。これが一番怖い。

今日のゲームを終始見て大きくゾーンには考えさせられた。
ゾーンもそうだが、審判が目立つ試合にナイスゲームはない。
ベースの大きさは一緒。そこから人間の裁量で広くするのは×。
そのベースサイズに合わせてジャッジを務めるのが本当ではないか?
外を広く、とか良く聞くけど・・・
もしそうするなら
ベースの形を変えてくれ!

今日はレフトからライトに強風が吹いていたので、
ライト飛球が多かった。函館のライト。フライを軽率に捕る。
あんな捕り方して誰も何も言わないのか?と感じた。
案の定、5回に東海の攻撃でライトフライを落球。
普段の姿勢が肝心な時に出る。

東海の課題は、細かいところにあった。
難しい技術的課題ではない。今日からすぐに出来ること。
配球に関してなど意識によってワンランクアップ出来る!

函館は一年生も結構出ていた。選手がいないのか上級生が怪我?
技術以外の他の部分で大きく課題が残るような気がした。

スタンドで観戦していて思ったこと。
大学生が髭をはやして、だらしない格好をしている。
そんなチームは弱い。
たかが身なり、されど身なり。
大学生は社会に出る一歩手前。野球をとおして何を学んでいる?
心の乱れが外見に出る。
指導者のモラルや指導スタイルが見える。

全体的に北海道の大学生はだらしなく感じる。(一部だけど)
どこを目標にやっているのか?ただ神宮を目指しているのか?
北海道の大学生が天下を取るには、
心構えを変えないと無理。

春から注目している東海大旭川。
目の色が変わってきた。野球の質も変わってきた。
今後一番楽しみなチームだ。注目しよう。

さて、最後に大学野球に一言。
高校野球は一生懸命に、ひたむきにやっている。
社会人野球は必死に120%の力を出してやっている(一部)
その間にある大学野球は「まったり」してていいのか?適当でOK?
高校の時はがむしゃらにやっていたはず。
大学の上の社会人はもっと根性入れてやっている。
大学野球はいいの?

この感覚が、球場に閑古鳥をよぶ。
だらけた野球を一般人は見ない。知り合いがいれば別だけど。
20前後の若者のモラルが今後の日本の未来を担っている。

※ 一生懸命にやっているチーム、選手はいるんだけどなぁ・・
  適当選手が多すぎる。
まずは身なりからなおせ!

北東大 000030100 4
函館大 000100000 1