エントモJr日記2008年版
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平成20年8月9日(土)
最近、Jrと極秘練習をしている。
この前気づいた「球への恐怖感」を取り除くのが目的。
技術的なことを前面に押し出しながら、目的は恐怖感除去。

「怖がるな」

これでは一向に回復はしない。この辺は企業秘密。
さて、本日、北海ベアーズは練習見学で羽幌町へ行った。
名門、亜細亜大学野球部が、羽幌に夏合宿に来ている。
亜細亜大学といえば、数々のプロ選手を輩出し、全国優勝もしている。
厳しい印象のチームカラーだが、素晴らしい野球をすることでも有名。

チーム全員で見る機会。技術練習より貴重な時間。
本物を見るということは、本気に近づく大きな秘薬。
Jrに見るポイントを伝えた。
子供だから、「球はえー」「すげー」「うめー」で終わりかねない。
練習内容や結果ではなく、姿勢や目つき、動き方を見るように指示。

彼が帰ってきて聞いた。「どうだった?」

Jr「全力疾走凄かった!」
遠友「自分らとどう違う?」
Jr「全然違う!本気で走ってた!」

ふむふむ

遠友「他、気になったところは?」
Jr「元気が凄い!」
遠友「自分らとどう違う?」
Jr「声の大きさが全く違う。驚いた!」

まぁ、その他色々な感想はあったものの、大切なのはここから。
ベアーズでは感想文を書くことになっている。エントモからの注文も。

「明日から自分がやろうと思ったことを書く」

感じることも大切。気づくことも大切。
次にもっと大切なのは自分が明日から「何をするか」
具体的に、自分に落とし込み動いていくことで、今日の見学が生きる。
紙に書いて、忘れないように自分を動かしていくことも大切。

彼はこう書いた・・・

・ 大きな声を出す
・ 全力疾走する(アジアの人以上)・・・アジアってカタカナじゃん(笑)
・ 立ち止まって挨拶する
・ 今以上にタッチを早くする
・ 打つときにインパクトを強く振り切る
・ インサイドアウトで打つ
・ グローブを出しながらフライを追いかけない
・ バントの時に高めに合わせてすぐに構えて、ボールと目の位置を変えずに
  バントする。

彼なりに色々なことを決めたみたいだ。
技術的にはバントのことを興奮しながら話していた。
亜細亜のバントの仕方は駒苫バントと一緒。だってモデルは亜細亜だから!
エントモ塾でも同じやり方を小学生から教えている。
塾と一緒のやり方で、しかもレベルはエクセレントだったので興奮してる!


これを読んでいる皆様・・・

やれ、こうだよ、これじゃない。子供に指示。
そうなんだ、凄いなぁ。子供が気づく。

大切なのは、いかに行動するか。いかに具体化して動いていくかが大切。
その時に「なぜそうするのか」も、当然頭に描けないと続かない。

気づく ⇒ 行動  ⇒ (継続の工夫)

継続の工夫は、色々な方法がある。
エントモ塾では継続を第一として様々な手法でアプローチしている!

亜細亜大学が北海道に来てくれるなんて子供たちは幸せだ。
北海道に「見せたい大学がない」のは寂しい限り。
技術以外の見本になるような道内大学。出てきて欲しい。
強い弱いではなく、本気でやっている姿を子供に見せたいものだ・・・