<鉄の意志>
 
「心に決め、決意する。一度決断したからにはやり通す!」

途中で物事を断念する人は、心に誓っていない。だから自分に負ける。大抵はそうだ。
自分でやろうと思って実行にすぐ移すが、すぐに諦め妥協してしまう。よくあることだ。
ちょっとした実例で紹介しよう。

エントモは、以前ヘビースモーカーだった。
高校の時から吸い始め、20歳前半は一日二箱は当たり前。お酒が入ると三箱・・。
そのヘビースモーカーが24歳の時に、すぱっとタバコをやめた。
やめたきっかけは、正直に言うと「二日酔い」。
野球部のゴルフコンペで先輩方と浴びるほど飲んで、当然のごとく二日酔い。
以前から、
「自分に制限・制約」を課したかったのだが、良いきっかけになった。
社会人になれば、お金もあり何でもある程度は出来る。
しかし、そんな生活は第三者的に外から「自分」を見つめると、果たしてプラスなのか?
何か、制限があり自分をコントロールすることによって、何かパワーが生まれるのではないか。
何でも自分の思うように歯止めをかけず、生きていると
慢心・おごりが出るものだ。
それが人間。
きっかけは、別として、ここで決意・決断する。
誰もが「絶対にエントモはやめれない」という一番好きなものを人生から除く。
「禁煙」である。
よく世間一般では、色々なものに頼ったり(パイポ、吸いたくなくなるガム・・)するが、
心に決めることだけによって禁煙の道を歩む。
二日目、一週間、そして一ヶ月・・・。
酒の席もあったが、1本たりとも吸わない。
なぜならば、
「自分に対して決意」したからだ。
これを破れば、自分に対してこれからどんな些細な事に対しても
「逃げる・負ける」であろう。
たかが禁煙。しかし、その意味はとてつもなく大きい。
自分に課した制限。自分との闘い。

よく、人に聞かれる。
「どうすれば煙草をやめれますか?」って。
人に聞くようじゃ、絶対にその人はやめれない。と、思う。
自己宣言し、自己誓約しなければ道は開けない。
心の底から、自分と向き合い湧き上がる強い意思で望まなければ無理である。
煙草は中毒症である。禁断症状もあるだろう。
よくこう言われる。
「人間は弱いもの」と。
しかし、そうだろうか?人間は動物とは違い、自分で考える心がある。
固定観念で弱いものと決めつける傾向があるが、実は決意・決断した心は何よりも強い。
煙草の例で話したが、ほんの一例である。

どんなことに対しても、自分に自己誓約し、突き進めば周囲が無理と思っていることでも実現出来る。
「実現出来ない」とか、「どうかな、出来るかな」では神様は微笑まない。周囲はどうでもよい。
自分に対しての
挑戦状
勝負の世界はよく
「自分との闘い」という。
自分に勝てないものが、相手に勝てるか?無理だ。
何事にも負けない自分を作るために、自分に挑戦状を叩きつけろ!

さあ、あなたも大きな夢・目標に向かって決意・決断しよう!!