「エントモ的」野球論 その15 「積極性」
 
積極的な選手、消極的な選手

この違いは何?
北海道内で、色々なチームに携わるが、選手個人のエントモへの食いつきは
チーム内でも濃淡が出るし、チームそのものでも大きく変わる!

性格的なもの・・・

これで片付けられるのだろうか?そうは思わない。
本当にうまくなりたいと思えば、周囲の目は二の次である。

「恥ずかしい」「みんな聞いてないし」「そういうキャラじゃないし」

これじゃ、いつになってもそのままである。
例えば、「一年生だから」とか「まだレギュラーじゃないから」なんてのは
一番性質が悪い!そんなのどうでも良いのだ。
自分の目標・夢、チームの目標・夢を達成するには、そんなもの捨てちまえ!

ガツガツして、貪欲に、そしてエントモに食い付いてくるくらいじゃないと。
せっかく指導を受けるチャンスをみすみす逃すのか?もったいない。
自分の引き出しを増やすため、色々な聞き方をしてエントモに話させる。
黙っていてもエントモは引き出しを開けない!開けさせるのだ!!

「僕はこう思うのですが、いかがですか?」

これでしょ。最初から答えを求めるのはどうかと思う。
自分の意見を述べ、そしてやっている方向性を述べ、意見をもらう。
このパターンが一番効果的だと感じる。

自分のやっていることが話せないのは、普段から明確なポイントがないから。
日々意識していることがあれば、具体的に明確にハッキリ話せるはずだ。
自分のやっていることを言葉にできないのであれば、ぼやけている。黄色信号。

質問ができないのは、想像できない選手に多い。
未来や理想像を描けない選手は、質問ができない。考える癖がないとも言える。
常に考え、疑問に思い、試行錯誤していないと頭に浮かんでこない質問。

学生野球であれば、学校の授業で「質問」はできる。勉強で培える。
積極的に日々「自分から発信」するという気持ちがあれば変われる。
変わろうとする気持ちは非常に大切だ。

性格が・・・

逃げるのは簡単。自分でそう思い込むのも簡単。未来のない考え方。
性格は変えれるし、積極的に自分がなろうと思えば誰にでもできる。
そして自分のため、自分の未来がハッキリしている選手ならできる。

あなたはどこまでいきたいの?

そのためには、今何をするのがベスト?

黙って聞かずに貴重な時間を過ごす???


決めるのは自分!