全国各地で春季大会をしていることでしょう。
勝ち進んでいるチーム、惜敗したチーム。
エントモ的視線でいえば、勝とうが負けようが全く関係ない「春」
いずれにしてもメインの夏への「課題」をいかに吐き出すか。
勝利から得られる「課題」は意外に少ない。
敗戦から学ぶことは、かなり大きいことだろう。
しかし、敗戦から学ぶ時に、しっかりと課題を明確にし、
その経験を生かすことをしているチームは少ない。
「惜しかった」
「何やってんだ」
感情的なことで終わり、夏への大会に向けた「宝」目の前にあるのに、
氣づかないチーム、選手は多いことには驚く。
努力の発表会は、あくまでも【夏】
それまでの時間は、すべて経験でしかない。
「課題を」という認識で考えている指導者は、負けてもほくそ笑む。
目の前に終始し、先見性に乏しい指導者は負けをマイナスに捉える。
計画性のある指導者、先見性のある選手・・・夏を笑顔で過ごせるかも
ゴールテープをどう切るのか
切るまでは、山あり谷あり。そんなのは当たり前の話だ。
エントモ的ミーティングの仕方を紹介する
<勝った時>
・まだ自分たちができることはないか
・相手がもっと強豪チームだったらどうだったのか
<負けた時>
・何が原因だったのか
・これからどうすればいいのか(精神論じゃなく行動を明確に)
簡単に書いたが、負けた時は、たくさんの課題がある。
失敗の裏側には、「心の動き」がある。
ミーティングをすると、失敗した行動だけを話すことが多い。
行動をつかさどるのは「心」。だから心の部分を聞かないといけない。
『その時に、何を考えていたのか』
その心を正にしていくように、現状把握は大切なキーワードだ!
次回心を操れるように、今後の「行動」を変えないといけない。
未来の「行動の指針」となるのは、失敗した時の心がカギ(ヒント)になる。
この春の大会、こんなことがなかっただろうか。
序盤、相手チームと互角の戦い。
しかし、終盤、あることをきっかけに緊張の糸が切れて・・
『自分が自分でいられなくなる』
試合では心が揺れる。これは当然のこと。
最小限に揺れをコントロールするのが、指導者のするべきこと。
想定外を想定内にする「事前の準備」が必要となる。
この辺は、ネット上では書けない部分。
指導者の講座で公開しているので、興味ある方は足を運んで下さい。
「負からの転換」
春の結果を嘆いても、何も始まらない。
春の失敗は、ありがたいもの。
夏に出なくて、今出てくれてありがとう。
「課題克服思考」
「向上思考」
これなくして夏の成果なし。
まだ十分過ぎるくらいの時間はある。
時間がないと思うか、時間が余りあると思うのかは本人次第。
エントモイズムにふれている指導者の方々・・・
これからが勝負です。健闘を祈ります!
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