今月のビジネストピックス 2012。5。10
企業の採用スタイル、中途採用中心の「即戦力重視」に
━若年の失業率は依然「高止まり」、24年大卒の新卒就職率も低位━
長引く景気の低迷、円高、長期デフレ、中韓企業とのシェア争い、などアゲンストが続き苦戦を強いられる我国の企業は、大企業も中小企業も人材採用面で「即戦力」を重視するスタイルをとる傾向が強くなってきている。我国では、ここ数年で団塊世代が65歳に到達し企業の表舞台から大量退出し、労働人口が急速に縮小する見込み。そのような状況下でも、企業は従来からの人員補充方式である若年者雇用や新卒採用に依存することをせず、中途採用など「即戦力強化」の人材確保戦略を採ってきている。その結果、若年者雇用は大きく低迷し若年者(15~24歳)の失業率は8.2%という高い率となっており、全体失業率4.7%を上回る状況で「高止まり」している。また、今年4月の大卒就職率(内定率、2月現在)は80.5%と低位にとどまっており、40万人の大卒就職希望者のうち、約8万人が就職できないという異常な事態も続いている。このような若年者の状況は先進国各国共通であり、ITやサービス産業の進展によってゲーム機などに慣れ親しむ若年層には好条件の就業環境であるにもかかわらず、若年失業率が高止まりする傾向が続き、「なぜ若年層失業率が高いのか」と各国で問題となりさまざまな議論が交わされている。 <<続きを読む |
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