固定配置二年目時代

昨日、久々に夜景の綺麗なところを歩いてみた。

この地域は、私が勤めていた当時、ものすごい速さで整備されつつあったところです。
私が固定配置になる直前に、あるものは完成し、固定配置になってからの時代に、すごくおしゃれなショッピングモール(?)が開業。

今まで閑散としていたのに突如若者であふれ返るようなおしゃれなスポットになってしまいました。
今は、それらのものが完成し、おしゃれなスポットとして人気を集めているようなところです。
とにかく人々がごった返しています。
ここは、デートスポットで、夜景がとても綺麗なんです。
で、ちょっと道を折れると、薄暗がりで、おあつらえ向き。

東京ウオーカーなどでも毎年とりあげられるようなステキな場所。
前の職場のすごく近所。
前の職場に通うための道であったところです。

そこで働いていたときには、綺麗だと感じる心さえも麻痺していて、夜景も美しいとは感じなかった。
ただそこにあるってだけにしか感じなかった。。。

それは毎日の見慣れた光景であったし、夜が深くなるにしたがって美しさを増すその光の芸術も、私の心には何の感動も起こさなかった。


年末に近づくにつれ、忙しさはどんどん増していく。
振替の用紙を機械にかけるのに6時過ぎても終わらない。
日締決算も終らせられるのが8時過ぎ。
お客さまの利用も多くて、狭い局舎はパンク状態だった。

クリスマスに近いあるときなど郵便の窓口に設置してある番号札が『46人待ち』になったこともあった。

無集配特定局だったから、郵便窓口2人、貯金保険窓口2人、フリーが1人、バックアップが1人、の体制。
あとは、局長代理と局長。
8人局だったんです。(その後、1名増員されますが、当時はまだ8人局)



こんなに混んじゃってますから到底2人ではさばききれません。ムリってもんです。
後ろからフリーの人とバックアップが入って、5人でフル稼働。

でも、バックアップが入って5人がかりでお客さま対応をしてもそんな状態。

そんなに待つのなら、普通みんなあきらめて帰ると思うでしょう?
でもね、帰らないんですよ。

毎日がそんな状態だったから、お客さまも覚悟を決めて待っていらしたみたいで。。。
呼ぶ番号の人、みんな来るんですもん。驚きでした。

そこまで混むとね、もう、自分の仕事を一つ一つきっちりやるしかないのですよ。
ミスをするとその後フォローに余計な時間を食ってしまうでしょ?

だから一つ一つをいかに正確に、効率よく処理していくかを考えるんです。
親切であったり、丁寧であったり、、大切なことです。
でも、状況に応じたものでなければ意味がないのです。

まえいた局では、正確さが最優先、それから、早さ。次に親切で丁寧を心がけることでした。

当時いた局には、ATMが2台、POSVが2台、CTMVが2台、で、GTは1台しかなかったから、処理のためにお待たせしなきゃならないこともありましたが、今の自分がいる局の窓口を見ていると処理とか応対とかイライラすることが多いです。

保険のオンラインが端末機上から消え、機械がお知らせの音を立てる。
あ、保険のオンライン落ちた。。。。
ああ、もうそんな時間なんだ、、、手書きの日計表にだけはしたくないっ、、て思いながらもくもくと仕事を片付けていたころがとても懐かしい。

気が向いたら書き足します。(2002.12.7)