中堅科を出たから。。。。

よく言われること

自分は、中堅科訓練を経て総務課にいます。
そのため、よく言われることがあります。

『さすが中堅科修了生』
『やっぱり研修出てきた人は違うね』
『研修でなに習ってきたわけ?』
『研修所でたって、それがなんの役に立つっていうの。おたかくとまってるよね』
『さすが幹部候補生、やることや言うことも違うねえ』

いろいろです。
確かに、研修を修了して配属されたのも事実だし、訓練自体が、全ての人が受けられるわけでもなく選抜によるものだってことも動かぬ事実です。

私たちが給与を受けながら、訓練を受けるチャンスに恵まれたことは非常に幸運であり、研修により培われたものも多いのです。このような非常に高額な投資をして人材を育成する訓練を受けられたことを幸運に思っていることは事実です。

ですけれど、行かなければよかった、受けなければよかったと思う気持ちがあることもまた事実なのです。まったく知らないところに放りだされて、どれほど苦しかったことでしょう。

自分が育った特定局、そして、今いる普通局。
この土壌の違いは、大きいものです。
実際に体験してみないとわからないとは思う。

いろんな部分で、隔たりがある。私はいまだに、なじめていない。感覚の違いと言うのかな。私だけが感じていることじゃない。もちろん局のカラーもあるとは思う。でも、こんなにも違うんだと、驚くと同時に、ものすごくつらかった。今は、馴染んでいないなりにも、それなりに、日々を過ごしているけれど。

で、上記のよく言われることだけど、やっかみ半分、馬鹿にしてるの半分。本当に、純粋に良いねえなんて思ってるやつは、ほとんどいない。腹の立つことも多い。なぜ、同じ一人の職員、同僚としてみてくれないのだろう。自分とは違う人間なんだとしかみることのできない心の狭い人が多いのでしょうか。理解に苦しみます。
(2003.1.2)