総務課の『おきゃくさま』

総務課の人間にとってのお客さまは、『職員』だそうである。お客さまの中には、なんといろんな人がいることだろう。


ちょっとしたことでも感謝してくれてこっちが恐縮してしまうような方や、自分の都合だけで怒鳴り散らす人。本当にさまざまだ。自分も、窓口に出ていていろんなお客様と日々触れ合っていたから、余計に思うことだけど、感謝の気持ちを口にしてもらえることがどんなに嬉しく、仕事をしていく上での励みになったことだろう。
 職員さんたちは、お客様と最前線で接していて、いろんな嫌なこととか、もちろん嬉しいこととかも経験しているはずであるのに、何で総務課に来るときにはあんなに横柄な人が多くて、やってもらって当たり前、感謝の言葉ひとつ言わずに奪い取るようにして持って帰ったりするのだろう。自分がお客様にそんな接し方されたらどう思うんだろう。そういうことって考えないの?
 総務課で働く私たちだって人間である。一言『ありがとう』とか『助かったよ』などといってもらえれば、よし、がんばった甲斐があったぞなどと思えるのに。そういうのは、皆無に等しい。ねえ、いくらそれが仕事だって、やるのが当たり前のことだって、感謝の言葉ってほんとに重要。ほんとに、一言で良いの、ありがとうって言ってくれると、すごく嬉しいんです。

サービスっていうのは、その人がやってもらって嬉しいことを提供することでしょ?お客様からの苦情が多い人、自分の行動をよく振り返ってみてよね。


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