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着物の知識あれこれ
○衣替え○
着物は、着れる季節がはっきり決まっているのでちょっと不便です。
袷(あわせ)の着物は、10月ぐらいから5月のはじめまでと一番長く着れるので、着物を作るときはどうしても着る期間の長い袷を作ることが多くなります。で、それ以外に私が持ってるものといえば真夏に着る『絽(ろ)』しかない。これは真夏7月〜8月くらいしか着れないの。袷の時期が終わってしまうと、真夏の着物しか持っていないので、5月終わりから7月はじめまでは、着物を着て出歩くことができません。(>_<)
着物は着る時期がはっきり決まっていて、それ以外の時期に着るとおかしな人になってしまいます。
着る時期の目安は・・・
5月終わりごろから6月頃まで・・・単(ひとえ)
6月半ばから一週間ぐらい(アジサイのころだけ)・・・紗袷(しゃ・あわせ)
7月頃(初夏)・・・紗(しゃ)
7月終わり〜8月(盛夏)・・・絽(ろ)
8月〜残暑のころ・・紗
10月〜5月・・・袷
もし、私に自由に使えるお金がもっといっぱいあったら『紗袷』を仕立てたい。
これは、梅雨の終わりから一週間ぐらいしか着ることができない大変に贅沢な着物です。紗に織られた生地を二枚袷にして仕立てたお着物で、二枚袷のうち体に近いほうの生地に濃い色を使い、外から見えるほうを白系色のものを使います。
白色の上の生地からほのかに透ける下の生地の色合いが、もうたまらなく綺麗で、紗の重ねが、水紋のように美しく、ホントに綺麗で、本物を見るとため息が出ます。
しかも、薄物なので、仕立てにはものすごく業を必要とするらしく、お仕立て代も倍かかるとか聞いたことがあります。
でもね、年に7日程度しか着れないんです。一度でいいから、自分用に作りたいと思う着物です。ああ、でも、贅沢すぎて手が出ない。。。
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