2004.1.2 up
過去のトピックス 〜わたしにとってだけの重大ニュース〜
2003年12月
『郵便局員で行こう』『くまり・こむ』閉鎖決定
郵便局系サイトの中でも群を抜いて面白かった、YNK管理人さまの主催する『郵便局員で行こう』、そして独自の切り口の日記が多くのファンに愛された、くまこ管理人さまの主催する『くまり・こむ』は、惜しまれつつも、2003年12月をもって閉鎖しました。
YNKさんのあの、シュールなコラム、面白さ大好きでした。
くまこさんのあの日記の文体、お手本でした。
さっき、ネットサーフィンしてて驚きました。『郵便局員で行こう(管理人:YNK氏)』が閉鎖するというのですから。数日前、『くまり・こむ(管理人:くまこ氏)』の閉鎖にも、正直驚きましたが。
みんな疲れてるのかな。いっぱいいろんなことがあって。
今年は、いくつの局系サイトが誕生するのでしょうか。そしてそのうちのいくつが、たくさんの人がつどい、そして、支持されるものとなるのでしょうか。
このサイトも、最初は、私の趣味の塊でした。そして、今でも、そのスタンスは変わっていないし、他の大御所に比べれば風が吹けば飛んでしまうようなところですけれど。
そんな、私のサイトでも、こうして開設から数年がたつと、知り合いも増え、毎日見に来てくれる方々からの励ましがときに重く感じることもあるんですよね。掲示板の管理がすごく重いときがあるもの。めんどくさくて、いっそのこと、全てをなしにしてしまおうかと。そう思うときもあるんだもの。疲れているときはなおさら。
そして、サイトを運営することをすごいことだと言ってくださる方の言葉が重いときがある。もちろん、うれしいと思うことも、誇らしく思うこともあるけれど。
サイトを運営される個人の方の何人がそう思うのか、私は知らない。けれど、私は思う。
私は偉くもなく、知識があるわけでもなく・・・そりゃあ、やってりゃ、多少の知識は身につくけれど。でも、それが、仕事としていかせるレベルでは全く無いわけで。それなのに、サイトを運営していることを特別視してくださる皆様が大勢いるんです。私は、普通に暮らしている一個人であって、そんな風に見られるのがとてもうっとおしく、そして、嫌になるときがあるのです。
掲示板、いろんな書き込みあります。管理人として、返答に困るものや削除したいけれど、、、、ってものも。気分がさわやかになるものもあれば、励まされるものもある。言葉を直接やり取りすれば、イントネーションやニュアンスにより微妙な感情が伝わるかもしれない。けれど、文章になってしまった言葉は、カッターナイフのようにぐさっと人の心をえぐってしまうこともある。たった一行の文章でも、返事を書くときには、その言葉が与える印象などを相当考えてるんですよ。変なメールも来るし、ウイルスもしょっちゅう来る。お客様が増えるにしたがって、その量も比例するの。それらのものが、どんどん増えてくるの。
私の個人的な考えかもしれないけれど、サイトは、たくさんの人が見に来てくれればくれるだけ、自分の思うことかけなくなってくる。面白いことを書かないといけない、疲れてても更新しなきゃいけない、・・・など、それがとても重荷にかんじることもあるんだろうな。このサイトは、楽しさや面白さは求めてないけど。でも、自分勝手にできなくなること、それは大きな苦痛。たくさんの方に見ていただきたいと思うのは、サイト主催者の願いでもあるけれど、同時に、自分の思うままにできなくなると言う弊害が出てくるんだよね。
勝手な思いかもしれないけれど、独りよがりと言われようと、自分のスタイル崩したくなくて、それで来てくれる方が減ったってへっちゃらって管理人の方もいるかもしれない。でも、サイト、見てほしいんだよね。自分を表現したいって気持ちがあるんだもの。ストレスのはけ口として、いろんなページができたけど。
サイトが成熟してくると、そういう気持ちはあんまりなくなってきて、逆にプレシャーのほうが大きくなって。。。今は、重荷にならない程度の更新にしていきたいと思ってるけど。
うーん、うまくかけないや。でも、これが、私が思う今の正直な気持ち。
オフィシャルページじゃないんだもの。個人の主催するサイトは、自分を削ってまで続ける必要はない。無理のない範囲で続けていくことが『自分が自分らしくあるために』一番いい。そう思うの。
YNKさんのところも、くまこさんのところも、他にはない独特の雰囲気があって、独自のスタイルがあって。お手本サイトでした。今まで楽しませていただいてありがとうございました。また、いつの日か、何らかの形でお会いできることを願ってます。
フェイ@管理人戻る