■ 就業規則など

みなさん、郵政行政六法や就業規則を読んだ事がありますか?
さて、みなさんのうちでどのくらいの方が、就業規則を熟読したことがあるのでしょうか?普通に、いくつか読んだことがあっても、細かくいろんな部分を読み込んでいる方がどのくらいいるのでしょうか。

一番身近なところで『休憩と休息』の違いわかりますか?

多分、きちんと説明できる人って、意外に少ないのかもしれません。研修行ってたときに、『やさしい就業規則』なる冊子を覚えさせられたことは、私にとって記憶に新しいのですが、総務課庶務係に配属されてからは、やさしくない逐条解説『就業規則』を熟読するようになりました。

自ら進んで熟読しようと思ってするのではなくって、とある事件が勃発して、その事件を処理していくために業務知識として、どうしても必要で、状況に迫られ、一つ一つ覚えつつあるというのが現状ですが。

給与事務を担当していた頃は毎日、毎日、それはもう、いつはげてもおかしくないぐらいのプレッシャーでした。いまも、そう違わないけれど、でも、ゆうメイト担当になって思うことがあります。ゆうメイトに関することというのは、あくまでも非常勤職員であり、職員のようにいろんなことが『ビニイリサイニイリ』決まっているわけではないということです。

給与事務を取り扱っていたときには、全ての作業において、がんじがらめにおもえるほど、ものすごく細かく決まっていたのです。

逆に言えば、ほとんど全ての事柄について、詳しく調べていけば、その項目に対処する方法が載っているわけです。調べりゃわかるんですよ。この感覚を覚え、みにつけるためには相当苦労しましたが。その項目を全て網羅するのはものすごく大変なことですけどね。で、何度もいいますが、調べりゃ載っているわけですよ。ものすごく、細かい処理であったりするんですけどね。例外も多いですし、追記もものすごい量がありますけど。で、その習慣『大体の処理において、調べればきちんとした処理方法が見つけられる』と思って、給与事務の手引き及び手当の例規類集は手放せませんでしたし、職場に来ていて見ない日はほぼありませんでした。

しかーし、賃金(ゆうメイト)担当になったら、もう、その論理が通用しない。大雑把にしか決まってないんだもの。ものすごく大雑把。職員給与に比べれば、ざるに近い。ただし、採用その他もろもろを1人でやるわけで、毎日がてんやわんやな状態になってしまいました。だから、なにかわからないことがあっても、調べても、ものすごくあいまいなことしか手引きには載ってないんですよ。困ったもんです。そのたびごとに支社の方に電話をしてご迷惑をかけてます。

だからね、就業規則とかってものすごく大事だなって思うんです。細かい部分まで決まりがあるってことが、処理をする上でどんなにラクかってことを。一個でも漏らすと、傷はでかいですがね。

最近、仕事以外でのいろんな勉強をしていますが、その中で、労働基準法ってのの講義に行ってきました。先生の講義はとっても聞きやすくて、分かりやすくて、熱意があるし、こっちも必死で一つももらすまいと聞き入ってます。とてもいい感じです。そんな雰囲気の中で講義は進んでいきました。

有給休暇や減給に関する労働基準法の決まりだとか、まあ、いろんな労基法上の決まりごとを教わったわけです。さて、労基法で定める水準は最低限のものなので、それを理由として労働の環境を低下させてはいけないというふうに最初にうたわれています。

授業を聞きながら、わが社の就業規則は、なんて恵まれているのだろうと、、、、思うことしきりです。

みなさん、時間があったら、逐条解説就業規則をお読みになることをオススメします。わが社のものは、ものすごくよく作りこまれた就業規則ですよ。すばらしい。最近の愛読書になりつつありますよ。。。。泣。

(2004.2.24)

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