■ 特定局と普通局

特定局と普通局の違い。

特定局にいたとき、すごく狭い人間関係が嫌で普通局に行きたいという人が何人かいました。
また、いろんな郵政関連の掲示板を覗くと特定局の濃密な人間関係が嫌で普通局に異動を希望している方がいっぱいいるようです。

そういう人たちに警告しておきます。安易な気持ちで希望しないほうがいい。はっきりいって、やめたほうがいいですよ。違いすぎますもの。転職して別の会社に来たんだと思えるぐらいの覚悟をしてから希望してください。

何が違うって?まとう空気が違うんです。社風が違うって言うとわかりやすいかしら?同じ会社だと思ってくると痛い目見るよ。ショックを受けると思う。

特定局にいると、いろんなことやらなきゃいけない。みんなでカバーして、なるべく早く仕事を終えるために、手伝うことは必須だけど(だって、終わんなきゃ帰れないから、そいつが嫌いでも手伝って終わらせるでしょ?)、普通局だとそういうことはあまりない。だって、そこまで切実に迫られないから。だから、一生懸命やってる人みても、結構無関心。自分の仕事終わればさっさと帰る人多数。

その感覚に、特定局から来るとなかなか付いていけない。仕事面では、就く内容にもよりますが、大概の場合で、普通局の感覚に慣れれば普通局のほうが楽です。仕事以外の部分で要求されるものが少ない気がするの。私はそう思う。

特定局にいたときは、体の調子がおかしくてふらふらしてるとき、自分から言わなくても誰かが『どうした?具合悪いの?』なんて声をかけてくれたけど。普通局でそれを期待しても無理。そういうところは無特のほうがよかったな。

いろんな人がいて、人はいっぱいいるけれど、普通局は男性社会です。特定局には、女性がいっぱいいて、女性の権利的なこと結構守られてた。普通局がそうでないとは言わないけれど、女性はこうあるべきってのをいろんな場面で肌で感じるもの。いまは、セクハラ対策が結構浸透してるから、みなさん口に出して言うことはほとんどないのですけれどね。

無特にいた頃は、年賀状の搬入は男性女性関係なく労働力!女性だからって、電話番してていいなんてことはまったくなくて、必死に運んだものです。いまは、集配普通局にいて、男性いっぱい。わたしはいつも、電話番しててと事務室に居残りです。そういうめんはいいかも。

無特にいた頃思ったこと。女性職員がいっぱいいたから、産休育休取る人多かったの。で、産休も育休も、取得することにたいするアレルギーは周りに特になくて、彼女の抜ける穴はでかいけど、みんなで力あわせて乗り切ろうねって感覚でした。でも部会内のひどいところは12人局のうち2人産休、1人育休、子育て中で5時35分の定時には切手箱が合わなくても帰る人1人。12人局だから人はいるけど、ものすごく忙しいところなの。割を食うのは独身女性職員と男性職員。その局に勤める仲のいい先輩は、ストレスが体にでてしまって病院通ってました。当時、普通局だったら人がいっぱいだから、そんなに休んでもたいしたことないんだろうなって思ってた。

で、普通局に転勤して思ったこと。人はいる。だから休める(無特と比べりゃってことね)。でも、土壌ができてない。女性への理解少ないですもん。


無特から集配普通局へ希望する人がいるのも事実だし、なかなか転勤できないルートなのは確かで、無特の場合あまりにも情報が少ないからネットにその情報を求めるのだろうけど、、、、、

両方経験しないとわからないこと多いけど、大多数の場合、無特から普通局に来る人は、特定局長と何かとらぶったか、仕事ができなかったのだろうな〜、、、、、と思ってしまう人がおおいです。総務課にいると、いろんな場面でそう思う場面多数。まあ、私はどうか、、、、それは皆さん勝手に想像していただいてかまいませんが。
(2006.8.20)

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